キャットフード全種類を徹底比較!安全な猫のご飯おすすめランキング!キャットフードアドバイザーが徹底調査して、各フードを格付け評価しました。
タマちゃん
キャットフードって、たくさん種類があり過ぎて、どれを選んだらいいのか分かんないんだよね・・・
しかも、危険な材料が入っている商品もたくさんあるって聞いたんだけど・・・本当なの?
キャットフードって「粗悪な食材」や「危険な添加物」なんかが使われていることが多いから、キャットフード選びには注意が必要なんだよ!
うちねこ
\こんな人は要注意!/
キャットフードを選ぶ基準が、
- テレビCMとかで見たことがある有名な商品だから
- パッケージがいい感じで、値段が安いから
- 猫ちゃんの食いつきがよく、喜んで食べてくれるから
こんな感じでキャットフードを選んでいる人はホント要注意です!!
わが子(猫)を病気にさせるかもしれませんし、最悪、死にいたる可能性だってあります。
タマちゃん
よくわからない成分も多いし~。
うちねこ
こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
飼い主さんの疑問
- 粗悪なキャットフードって、どうやって見極めたらいいの?
- 猫の体にいい安全なキャットフードって何が違うの?
- 具体的にはどのキャットフードが安全でおすすめなの?
などなど。
猫ちゃんは好き嫌いも激しいですし、すぐに食べ飽きして食べなくなったりするので、キャットフードで苦労している飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで当サイトでは、
ペットフードの資格を所有しているキャットフードアドバイザー「うちねこ」が、
今あるキャットフード全種類の安全性について徹底調査し、猫ちゃんの体に本当にいい『おすすめのキャットフード』についてまとめてみました。
この記事を読んでもらえれば、キャットフード選びに迷うことはなくなると思いますので、最愛の猫ちゃんのためにぜひ最後まで読んでください。
この記事を通して、1匹でも多くの猫ちゃんが健康で長生きできれば幸いです。
キャットフードアドバイザーの『プロフィール』と『資格』をご紹介
まずは私「うちねこ」が取得した『ペットフードの資格』についてご紹介したいと思います。
キャットフードアドバイザーのプロフィール
自己紹介
はじめまして。キャットフードアドバイザーの『うちねこ』です。このサイトでは『わが子(猫)と一緒に健康で長生きすること』をテーマに「愛猫を病気にさせないための情報」を発信しています。私は過去にわが子(猫)を病気で亡くした経験があり、その原因は私の「知識の無さ」にあったのではないかと思います。もっと猫ちゃんの「病気」や「食べ物」について詳しければ、同じ結果にはならなかったのではないかと・・・。このサイトを通して、私の経験が少しでも役に立てればと思い運営しています。
所有資格
ペットフード/ペットマナー検定
わが子(猫)を「もう絶対に病気にさせない!」という思いで資格を取りました。
このサイトでは、猫ちゃんの体や食事についてしっかり勉強した上で情報を発信していますので安心してください。
【取材】キャットフードアドバイザーとして取材を受けました。(*^_^*)
うちねこ
『女性誌』からキャットフードアドバイザーとして「キャットフードの危険性」や「ペットフードの本当に怖い実情」について取材を受けちゃいました!
週刊誌『女性セブン』2019年1月号
詳しくはこちらの記事で!
【出版】『キャットフードの本』を出版しました。
本のタイトル
本当に怖いキャットフードの真実:猫ちゃんの健康はキャットフードで決まる
発売日:2019年8月8日
詳しくはこちらの記事で!
【キャットフードアドバイザー厳選】今おすすめの本当に安全なキャットフードランキング!
うちねこ
本当に安全なキャットフードおすすめ『BEST5』
【1位】グランツ
\キャットフードアドバイザーおすすめ/
『グランツ』の特徴
- グレインフリー(穀物不使用)
- チキンとサーモンで71.8%使用
- 原材料はすべて人間が食べられる新鮮食材を使用
- 獣医師も推奨のフード
- 500gの小分け袋になっており、開封後の酸化の心配がない
- 定期初回1,000円(税込)+ サンプル2袋 + 送料無料
『グランツ』キャットフード | |
対応猫 | 全年齢・全猫種対応 |
原産国 | フランス |
主原材料 | チキン、サーモン |
通常価格 | 500g ✕ 3袋(1.5kg):6,000円(税込) |
定期価格 | 【初回】1,000円(税込)+ サンプル2袋 + 送料 【2回目】20%OFF:4,800円(税込) 【3回目】20%OFF:4,800円(税込 |
1日の費用 | 1年間の費用 |
約136円 | 約49,700円 |
※体重4kg、1日の給与量「62g」の成猫で計算 |
AAランク(95点)
安全性
5.0
安全性に何も言うことがない優良キャットフードで、キャットフードアドバイザーとしても安心しておすすめできるキャットフードです。(*^_^*)
主原材料や使われている食材に危険なものは一切入っていませんし、アレルギーになる可能性も極めて低いと考えられるので、安全性の高いキャットフードと言えます。
また、猫ちゃんの体に最も必要な動物性タンパク質を71%以上も使用し、その品質は人間が食べても問題ないヒューマングレード!
その他にも、猫ちゃんの体にいい食材が数多く入っているなど、猫ちゃんの健康にしっかり配慮されたキャットフードになっているので安心です。
値段的には決して安いとは言えませんが、猫ちゃんの健康を最優先に考えるなら、超おすすめのキャットフードです。
\お試しサンプル「980円」/
【2位】カナガン
『カナガン』の特徴
- グレインフリー(穀物不使用)
- イギリス産飼いチキンを60%以上使用
- 原材料は人間が食べられる新鮮食材を使用
- タウリン「2,200mg/kg」配合
- 獣医師も推奨のフード
『カナガン』キャットフード | |
対応猫 | 全年齢・全猫種対応 |
原産国 | イギリス |
主原材料 | チキン |
通常価格 | 1袋(1.5kg):3,960円(税別) |
定期価格 | 【10%OFF】3,564円(税別) |
1日の費用 | 1年間の費用 |
約128円 | 約46,830円 |
※体重4kg、1日の給与量「50g」の成猫で計算 |
Aランク(85点)
安全性
4.5
カナガンは安全性の高い優良キャットフードで、キャットフードアドバイザーとしても安心しておすすめできるキャットフードです。主原材料や使われている食材に危険なものは一切使用されていませんし、アレルギーになる可能性も極めて低いと考えられるので、安全性の高いキャットフードと言えます。また、猫ちゃんの体に最も必要な動物性タンパク質(チキン)を60%以上も使用し、タウリンなど猫ちゃんの体にいい食材も数多く使用しているので、猫ちゃんの健康にしっかり配慮されたキャットフードです。
詳しくはこちらの記事で!
【3位】モグニャン
『モグニャン』の特徴
- グレインフリー(穀物不使用)
- 白身魚を65%も使用
- 原材料はすべて人間が食べられる新鮮食材を使用
- 獣医師も推奨のフード
『モグニャン』キャットフード | |
対応猫 | 全年齢・全猫種対応 |
原産国 | イギリス |
主原材料 | 白身魚 |
通常価格 | 1袋(1.5kg):4,708円(税込) |
定期価格 | 【10%OFF】4,237円(税込) |
1日の費用 | 1年間の費用 |
約159円 | 約56,496円 |
※体重4kg、1日の給与量「50g」の成猫で計算 |
Aランク(82点)
安全性
4.0
モグニャンは少し気になる点はありますが、そこまで安全性に心配はないキャットフードです。主原材料や使われている食材に危険なものは一切入っていないので安心!アレルギーになる可能性も極めて低いと考えられ、猫ちゃんの体にいい食材も数点入っているなど、安全性の高いキャットフードと言えます。
【4位】ファインペッツ
『ファインペッツ』の特徴
- フランス産「アヒル肉」とオランダ産「ニシン肉」が主原材料
- 肉類原材料の割合が「85%」
- すべて人間が食べれる食材を使用
- 中国産は一切不使用
『ファインペッツ』キャットフード | |
対応猫 | 全年齢・全猫種対応 |
原産国 | オランダ |
主原材料 | アヒル肉 |
通常価格 | 1袋(1.5kg):3,704円(税込) |
お試し価格 | 1袋(1.5kg):1,080円(税込) |
1日の費用 | 1年間の費用 |
約111円 | 約40,559円 |
※体重4kg、1日の給与量「45g」の成猫で計算 |
Bランク(75点)
安全性
4.0
1日にかかるフード代が「約111円」と、プレミアムフードな中では比較的安めなフードですので、安全性と値段を求める人にはおすすめです。主原材料が「アヒル肉」ということで引っかかる人もいるかもしれませんが、大きく言うと「鶏肉」です。すべて人が食べても大丈夫な食材が使われているので心配はないと思います。
【5位】ねこひかり
『ねこひかり』の特徴
- 食材からすべて国産にこだわった完全国産キャットフード
- 原材料はすべて人間が食べられる新鮮食材を使用
- 使用している食材はすべて国産の食材
- 小麦粉(小麦グルテン)フリー
『ねこひかり』キャットフード | |
対応猫 | 成猫用・全猫種対応 |
原産国 | 日本 |
主原材料 | 鶏肉 |
通常価格 | 1袋(500g):2,480円(税込) |
定期価格 | 1袋(500g):1,980円(税込) |
1日の費用 | 1年間の費用 |
約218円 | 約79,497円 |
※体重4kg、1日の給与量「55g」の成猫で計算 |
Bランク(78点)
安全性
4.0
キャットフードの中身は危険がいっぱい!という事実
実は、キャットフードって猫ちゃんにとって危険がいっぱいなので注意してください!!
キャットフードは、規制がゆるい!
猫ちゃんの体のことやキャットフードについて勉強していく上でわかったことは、
スバリ!
キャットフードには「粗悪な食材」や「危険な添加物」が使われている商品がたくさんある!ということです。
現状、ペットフードは人間が食べる物に比べると、まだまだその基準が低く規制がゆるいこともあり、「粗悪な材料」が使われていることが多いのが現状です。
コレってすごく怖いことですよね。(。>д<。)
そのことを知った時「まさか粗悪な食べ物をわが子(猫)に毎日食べさせてたなんて・・・」とゾッとしました。
猫ちゃんの健康は、飼い主のキャットフード選びで決まる!
猫ちゃんの健康で一番大事なものは、スバリ!毎日の「キャットフード」です。
毎日の食べ物が猫ちゃんの体に直接影響しますので、毎日食べるキャットフードが猫ちゃんの健康にとって一番重要になります。
つまり、猫ちゃんの健康は、キャットフードの良し悪しで決まる!ということです。
粗悪なキャットフードを食べ続ければ「病気になる可能性が高くなる!」ということでもあります。
ただ、猫ちゃんは自分でキャットフードを選ぶことが出来ないので、猫ちゃんの健康は飼い主にかかってきます。
ですので、
猫ちゃんを健康で長生きさせるためには、飼い主さんがそんな危険なキャットフードを避けて、本当に猫ちゃんの体にいいキャットフードを選ぶ知識が必要になってくるわけです。
つまり、猫ちゃんの健康は、飼い主のキャットフード選びで決まるわけです!!
無知がひき起こした事件
実は私も・・・昔は何も考えず、ただ「安いから」「よく食べるから」という理由でキャットフードを選んでいました。その結果、最愛のわが子(猫)を病気にさせて・・・お別れする結果になってしまいました。
その原因はすべて私の無知が原因だったと思います。
「もう二度と同じ失敗はしない!」という思いで、猫ちゃんの体や食事に関する勉強をし、ペットフードの資格を取るまでに至りました。
お別れしたわが子(猫)のためにも、これからも日々勉強していきたいと思います。
【キャットフードアドバイザー推薦】安全なキャットフードの選び方!失敗しない4のポイント!
では、猫ちゃんを体にいい『安全性の高いキャットフード』を選ぶにはどうすればいいのか?
キャットフードアドバイザーおすすめの【安全なキャットフードの選び方】について、4つのポイントをご紹介したいと思います。
安全なキャットフードを選ぶ4つのポイント!
では、早速!
安全なキャットフードを選ぶ【4つのポイント】はこちらです。
- 原材料の最初に「肉」or「魚」の名前が具体的に記載されているフード
- 「ミール、副産物、パウダー、粉」が不使用のフード
- 「良くない食材」を見極める
- 「危険な添加物」を見極める
この4つが、「安全なキャットフード」か選ぶポイントです。
では、それぞれを詳しく説明していきたいと思います。
【選び方ポイント①】原材料の最初に「お肉」or「魚」の名前が具体的に記載されているフード
ズバリ!
「原材料一覧」の最初に「お肉」or「魚」の名前が具体的に記載されているフードがおすすめです!
逆に、最初に記載されている食材が「お肉」や「魚」じゃない場合は「良くないフードの証」なので、猫ちゃんの健康を考えるならそういうフードは避けてあげてください。
▼例えば、こんな感じです▼
この写真のフードは、一番最初に記載されて食材が「穀類」になっています。
猫ちゃんはそもそも「完全肉食動物」なので、主食は「お肉」です。
ですので、猫ちゃんの体質的には「お肉」がたくさん使われているキャットフードが好ましいわけです。
ですが、キャットフードのパッケージ裏を見ると、「原材料一覧」の最初に記載されている食材が「肉」や「魚」じゃないモノが多くあり、特に安いフードによく見られます。
「原材料」は基本的に、使われている割合の多いモノから順に記載されていますので、最初に記載されている食材が「肉」や「魚」じゃない場合は、
猫ちゃんの体にとって必要なものが、あまり入っていない!ということです。
逆に言えば、不必要なものがたくさん入っている可能性がある!ということです。
例えば、スーパーなどで売られている「安いキャットフード」でよくあるのが、「穀物」や「トウモロコシ」などが一番最初に記載されているケースです。
「穀物」が使われていること自体が悪いわけではありませんが、「原材料の中で一番多く使われている」というのが問題です!
なぜなら、猫ちゃんの体質的には「お肉」が一番多く使われているフードがいいわけですから。
「お肉」or「魚」の具体的な名前が明記されているフードがベスト!
「お肉」や「魚」の記載があっても、具体的な名前が記載されていないフードもよくあります。
良くない例
ミートミール・チキンミール・家禽ミール・フィッシュミール など
これらは「粗悪なお肉や魚」が使われている可能性が非常に高いフードなので要注意!
良い例 鶏肉・チキン など
猫ちゃんの健康を考えるなら、原材料の最初に「鶏肉」や「チキン」など、具体的な名前がしっかり明記されているフードの方が安全性が高いのでおすすめです。
魚なら「白身魚」がおすすめ!
補足
基本的には「鶏肉」などのお肉がおすすめですが、中には「魚」を好む猫ちゃんもいます。
ただ、「青魚」は猫ちゃんの体にあまり良くありませんので、魚系のフードを選ぶ場合は「白身魚」を選んであげてください。
青魚とは:(イワシ類・サバ類・サンマなど)
【選び方ポイント②】「ミール、副産物、パウダー、粉」が不使用のフード
安いキャットフードの「原材料」を見ると、
「〇〇ミール」「〇〇副産物」「〇〇パウダー」「〇〇粉」など、
「どんな原材料なのか?」よくわからないモノが記載されていることが多々あるのですが、これも「良くないフード」の特徴なので注意してください。
具体的には、
ミートミール、家禽ミール、キチンミール、ポークミール、ビーフミール、フィッシュミール、サーモンミール、白身魚ミール、コーングルテンミール、大豆ミール、肉類副産物、鶏副産物、豚副産物、ミートパウダー、家禽副産物粉 など。
▼例えば、こんな感じです▼
これらは、いろんな物がごちゃ混ぜにされ「ミンチ状」や「粉末状」されたモノです。
そのごちゃ混ぜにされているモノの正体は、
驚きの正体
- 本来食べない部位(内臓や爪、骨など)
- 食べることが出来ないお肉(腐ったお肉り、病気で死んだお肉、死骸など)
- 必要な成分を取り除いた「残りカス」の集まり
こんな物がごちゃ混ぜにされて「ミンチ状」や「粉末状」になってキャッフードに入っているわけです。
そんなキャットフードが猫ちゃんの体に良いわけがありませんよね!!
ですので、
「原材料」に「〇〇ミール」「〇〇副産物」「〇〇パウダー」「〇〇粉」など、
よくわからない原材料が使用されているフードは避けてあげてください。
【選び方ポイント③】「良くない食材」を見極める
「〇〇ミール」「〇〇副産物」なんかも良くない食材ですが、それ以外にもたくさんの「良くない食材」があります。
こんな食材にも要注意!
良くない食材 | |
ビートパルプ | 甜菜(砂糖大根、シュガービート)から砂糖を作るときにできる「残りカス」。「カサ増し」や「食物繊維の増量」の目的で使用されることが多く、そこまでの危険性はありませんが栄養価はなく不必要な食材です。 |
コーングルテン | トウモロコシからデンプンを取り除いた「残りカス」。カサ増し目的で使用されることが多く不必要な原材料です。そこまでの危険性はありませんが、多く摂取すると「肥満やアレルギーの原因」になる可能性もあります。さらに、コーングルテンの原料であるトウモロコシは、遺伝子組み換えが多く行われている食物です。ペットフードには遺伝子組み換えを表示する義務がないので、遺伝子組み換えかどうかを判断することが出来ず、その安全性には不透明な部分もあります。 |
とうもろこし | トウモロコシは、遺伝子組み換えが多く行われている食物です。ペットフードには遺伝子組み換えを表示する義務がないので、遺伝子組み換えかどうかを判断することが出来ず、その安全性には不透明な部分もあります。 |
動物性油脂 | 動物(牛肉・豚肉・鶏肉)などから抽出された油脂。栄養補助、嗜好性を高める役割で使用される。安全性に賛否あり。 |
たんぱく加水分解物 | コクやうまみをもたらす目的で加工食品に使われているアミノ酸混合物。主成分はペプチド、アミノ酸です。人間の食品(カップラーメンなど)にも広く使用されている成分で、実害の報告はないが発がん性を疑う声もあり、安全性は不透明です。 |
アレルギーの可能性がある食材
アレルギーの原因として報告されることが多い食材
- 小麦
- 大豆
- とうもろこし
これらは、アレルギーの原因として報告されることが多い食材です。
これらの食材が入っているからと言って「絶対にアレルギーになる!」というわけではありませんが、多く使用されていると「アレルギーを発症させる可能性もあります」ので注意が必要です。
「原材料」は基本的に、使われている割合の多いモノから順に記載されていますので、これらの食材がはじめの方に記載されている場合は、要注意です。
穀物は「良くない食材」ではない!
「良くない食材」として最近よく聞くようになったのが「穀物」です。
猫に関する情報サイトなんかを見ても、
- 猫は穀物が消化できないので、避けてください!
- 猫の体にはグルテンフリー(穀物不使用)がいい!
- 穀物はアレルギーの原因になる!
などなど。
穀物が「良くない食材」として紹介されていますが、それは勘違いです。
「穀物」自体が「良くない食材」というわけではなく、
「原材料の中で一番多く使われている」ことが問題なだけです。
「穀物」についての話は、また後ほど詳しくお話したいと思います。
【選び方ポイント④】「危険な添加物」を見極める
ビックリする人もいるかもしれませんが、
実は、「無添加」や「添加物不使用」のキャットフードであっても「添加物」は入っています。
■無添加とは、
「ある特定の添加物が入っていない!」という意味で、
「添加物が一切入っていない!」という意味ではありません。
例えば、
「香料・着色料不使用の無添加キャットフード」という明記があった場合、
「香料」と「着色料」が不使用(無添加)なだけで、他の添加物(保存料など)は入っている!ということです。
つまり、
「無添加」と表記してあっても「添加物は入っている」わけです!
「危険な添加物」が入っていることが問題!
「添加物」=「悪いもの」というイメージがありますが、「添加物」のすべてが悪いモノというわけではありません。
添加物には「天然の添加物」もありますし、国で認められた「安全な添加物」もあります。
添加物が入っていることを嫌がる人も少なくないと思いますが、
「豆腐」や「こんにゃく」など、そもそも添加物を加えないと凝固しない食品もあり、「添加物がないと製造できない食品」が多いことも事実です。
ですので、「添加物が入っていること」自体が悪いわけではなく、「危険な添加物」が入っていることが問題なのです。
「危険な添加物」とは
では、「危険な添加物」とは具体的にどんなモノがあるのか?
キャットフードに含まれている添加物の中で、「危険」とされてるモノがこちらです。
添加物 | 役割 | 危険性 |
BHA | 酸化防止剤 | 発がん性の疑いあり、人間への使用は禁止 |
BHT | ||
エトキシキン | ||
没食子酸プロピル | 発がん性の疑いあり | |
プロピレングリコール | 保湿剤・防腐剤 | ペットフードへの添加が禁止されている |
ソルビン酸カリウム | 防腐剤 | 発がん性の疑いあり |
硝酸カリウム | 発色剤・防腐剤 | 口に入ると、発がん性のある物質に変化する可能性もある。 |
亜硝酸ナトリウム | 発色剤 | 口に入ると、発がん性のある物質に変化する可能性もある。 |
グリシリジン アンモニエート | 甘味料・香料 (合成調味料) | 人間への使用は禁止されている |
二酸化チタン | 着色料 | 発がん性の疑いあり、アルツハイマー |
赤色2号、赤色3号 赤色40号、赤色102号 赤色104号、赤色106号 | 発がん性の疑いあり | |
青色1号、青色2号 青色3号 | ||
黄色4号、黄色5号 | ||
※BHA:ブチルヒドロキシアニソール ※BHT:ジブチルヒドロキシトルエン |
これらは、発がん性などの危険性がある成分です。
猫ちゃんの体にとって良くないモノなので、フードに使用されていないか注意してあげてください。
【補足注意】「食いつきのいいキャットフード」と「穀物入りキャットフード」
食いつきのいいキャットフードには要注意!
キャットフードを選ぶ際、「食いつき」を重視して選んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
猫ちゃんは好き嫌いが激しい子も多いですし、すぐに食べ飽きして食べなくなるので、「食いつき」を重視して選んでしまいがちなんですが、
キャットフードを「食いつき」重視で選んでいる人は要注意です!!
なぜなら、
食いつきのいいキャットフードは、香料を使ってニオイで「粗悪な食材」を誤魔化している場合があるからです。
猫ちゃんは「におい」に敏感な生き物なので「粗悪な食材」を使っていると食べてくれません。
ですので、「粗悪な食材」を使っているキャットフードは、食いつきを良くするために「香料」を使って「食欲をそそる」ようにしている場合があります。
猫ちゃんは味よりも「におい」に敏感な生き物なので、香りで誤魔化しているわけです。
逆に言えば、食いつきのいいキャットフードは「粗悪な食材」が使われている可能性が非常に高い!ということです。
ただ、食いつきのいいフードのすべてが悪いフードというわけではありません。
本当にいい食材だけを使っており、リアルに食いつきのいいキャットフードもあります。
ですので、ただ単純に「食いつきの良し悪し」だけでキャットフードを選んではいけない!ということです。
「穀物入りキャットフード」の勘違い!「穀物」=「悪いモノ」ではない!
最近の『グルテンフリー』人気で、
なんとなく『穀物』=「悪いモノ」と思っている人も多いと思いますが、それは大きな勘違いです。
『穀物』自体が悪いわけではなく、大量に使われていることが問題なだけです。
なぜなら、安いフードは値段を安くするために「穀物」でかさ増しをしているから!
そもそも猫は「肉食の動物」なので、穀物を食べなくても生きていけます。
それが「なぜか食べたらダメなモノとして伝わった」だけで、食べたらダメというわけではありません。
「穀物」が大量に入っていると、その分「肉類」の量が少なくなってしまい猫ちゃんの体にはよくありませんが、
「適量の穀物」は猫ちゃんによっても必要な栄養素なので『穀物』自体が悪いわけではない!ということです。
猫は「穀物」が消化できない!も勘違い
「猫は穀物が消化できない!」という意見もたくさんありますが、消化できないわけではありません!!
消化しにくいのは「穀物が生の状態だった場合」です!!
人間でも「炊いていない生のお米のまま」だったら、消化しにくいですよね。
ですが「炊いているご飯」だったら何の問題もないはずです。
猫ちゃんでも同じで、「熱が通った穀物」なら何の問題もありません!
キャットフードに入っている穀物は、熱を通しちゃんと調理されていますので「消化できない!」なんてことはないのです。
つまり、「猫は穀物が消化できない!」も勘違いなのです。
『グレインフリー』の方がいいのは「穀物アレルギー」の場合のみ!
ちなみに、
『グレインフリー』の方がいいのは、猫ちゃんが「穀物アレルギー」の場合のみ!
健康な猫ちゃんなら、穀物入りでも問題はありません。
ただ、大量に穀物が入っているキャットフードはダメです!
適量が大事!!
あと『グレインフリー』のモノは「高タンパクなフード」になりがちですので、「シニア猫」や「腎臓病」の猫ちゃんには「内蔵の負担」になる場合もあるので注意が必要です。
「小麦」は避けた方がいい!
ただ、穀物の中でも「小麦」に関しては避ける方がおすすめです。
猫ちゃんがなるアレルギーで多いのが「小麦アレルギー」です。
猫ちゃんが小麦アレルギーと前もってわかっていれば「小麦入りのフード」を避けることが出来るのですが、猫ちゃんが小麦アレルギーとわからない場合も多いですよね。
何か異常がない限り気づかない場合がほとんどだと思います。
万が一のことを考えた場合、「小麦」は必要な栄養素というわけでもないので、出来る限り避ける方がおすすめです。
おすすめの穀物
ちなみに、穀物の中でもこれらの穀物はおすすめです。
大麦、玄米、黒米、赤米
これらの穀物は「栄養価も高く、消化もいい」のでおすすめの穀物です。
【比較】キャットフード全種類の安全性を徹底評価した結果!各「評価得点」と「評価ランク」をご紹介!
タマちゃん
うちねこ
安全性を評価した全種類のキャットフード!
キャットフードの安全性について、徹底評価した全種類のフードがこちらです。
評価ランク | キャットフード |
AAA ランク | 該当なし |
AA ランク | GRANDS(グランツ) |
A ランク | カナガン、モグニャン |
B ランク | ねこひかり、ファインペッツ、ジャガー、シンプリー、ティンバーウルフ、クプレラ、オリジン、アカナ、ジウィピーク |
C ランク | ニュートロ(ワイルドレシピ)、ニュートロ(ナチュラルチョイス)、ブルーバッファロー、ピュリナワン(グレインフリー)、ニュートロ(デイリーデッシュ)、ロータス、ナチュラリーフレッシュ、ワイソン、メリック、セレクトバランス、ホリスティックレセピー、SGJプロダクツ、アボダーム、オーブンベイクド、オーガニクス、アルモネイチャー、カントリーロード、ハッピーキャット、ANF、アズミラ、ハロ、フィッシュ4キャット、ソリッドゴールド、ファーストチョイス、GO!、プロプラン、ホリスティックブレンド、ボジータ、ザナベレ、バイネイチャー |
D ランク | ピュリナワン、サイエンスダイエットプロ、FORZA10、日本のみのり、プロパック、グリーンフィッシュ、カークランド、ロイヤルカナン メインクーン、ナチュラルバランス、スーパーゴールド、アニモンダ、ミャウミャウ、ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット、ロイヤルカナン キトン、ロイヤルカナン シャム、ロイヤルカナン ヘアボールケア、ロイヤルカナン フィット、ロイヤルカナン オーラルケア、ステアライズド、ロイヤルカナン インドア、メディファス、ミオ、パーフェクトフィット、ロイヤルカナン センシブル、ロイヤルカナン ヘアー&スキン、ロイヤルカナン ライトウェイトケア、アゼット(AZ) |
E ランク | ロイヤルカナン療法食(腎臓)、ロイヤルカナン療法食(消化器)、サイエンスダイエット、シーバ デュオ、銀のスプーン 三ツ星グルメ、ビューティープロ、アイムス、モンプチ、ねこ元気、懐石、カルカン、セブンイレブンキャットフード、ねこ姫、jPスタイル『和の究み』、シーバ、コンボ 、キャネットチップ、キャラット、銀のスプーン、ロイヤルカナン エイジング、フリスキー、ゴールデンネックススマック、キャトリート、 |
これらのキャットフードの安全を徹底評価
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
各キャットフードの「評価内容」と「評価ランク」
各キャットフードを評価した内容がこちらです。
キャットフードの評価内容
評価項目 | 評価内容 | 点数 |
①【主原材料】の安全性 | ★第1主原材料が「肉」or「魚」か? ★第2主原材料は? ★品質に問題はないか? ★主原材料の産地は? | 20点満点 |
②【食材】の安全性 | ★猫の体に良くない「危険な食材」が使われていないか? ★品質に問題はないか? ★食材の産地は? | 20点満点 |
③【添加物】の安全性 | ★猫の体に「危険な添加物」が使われていないか? | 20点満点 |
④【アレルギー】の安全性 | ★アレルギーの原因になりそうな食材が入っていないか? | 20点満点 |
⑤【栄養値】 | ★栄養値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているか? | 10点満点 |
⑥【プラス】のポイント | ★その他に何か「プラス評価」のポイントはあるか? | 10点満点 |
⑦【マイナス】のポイント | ★その他に何か「マイナス評価」のポイントはあるか? | 最大-10点 |
※【点数】:『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点 |
上記7つの評価項目の点数を合計して、【評価ランク】を決定!
キャットフードの評価ランク
評価ランク | 得点 | 内容 |
AAA | 100点 | 何も言うことなしの完璧キャットフード!猫ちゃんの健康を最優先に考えるなら絶対にコレをあげるべき!!超おすすめのキャットフードです。 |
AA | 90点以上 | 安全性に何も問題ないおすすめキャットフード! |
A | 80点以上 | 安全性の高い優良キャットフード! |
B | 70点以上 | 少し気になる点はあるが、そこまで安全性に心配はないキャットフード! |
C | 60点以上 | 気になる点がいくつかあり、安全性が少し心配なキャットフード! |
D | 50点以上 | 安全性に心配があるおすすめできないキャットフード! |
E | 50点未満 | 危険性がある要注意キャットフード! |
キャットフード全種類の評価ランク別にご紹介
では、各キャットフードの評価は具体的にどうなのか?
それぞれの「評価得点」と「評価ランク」をまとめてみました。
【AAランク】キャットフード
【Aランク】キャットフード
カナガン
4.5Aランク 85点
成猫 子猫 シニア猫
チキンを60%以上使用し、すべて人間が食べられる新鮮食材を使ったグレインフリーキャットフード。
【Bランク】キャットフード
【Cランク】キャットフード
【Dランク】キャットフード
【Eランク】キャットフード
- モンプチ Eランク 評価の理由をチェック>
- セブンイレブンのキャットフード Eランク 評価の理由をチェック>
今おすすめの最も安全なキャットフードはこの2つ!
粗悪なフードが多い中「本当に猫ちゃんの体にいい安全なキャットフードはどれなのか?」
たくさんのキャットフードを調べてみた結果!!
\キャットフードアドバイザー推奨/
今!最も安全で猫ちゃんの体に良いおすすめのキャットフードは、この2つです!
おすすめ【1位】グランツ AAランク 95点
詳しい理由はこちらの記事で
おすすめ【2位】カナガン Aランク 85点
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