タマちゃん
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性ってどうなのかな?
店頭でもよく見かける有名なキャットフードだけど、本当に安全なのかとても気になるよね。
トラくん
そこで今回はフィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性について徹底調査してみました!
評価対象のキャットフード
商品名:フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て「ツナ」成猫用
結論から先にお伝えすると、
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性は、
- 総合得点は「34点」
- 総合評価は「Eランク」
\キャットフードアドバイザーから一言/
発がん性の疑いがある添加物が使用されていたり、「家禽ミール・小麦グルテン」といった猫にとって良くない食材が、第1・第2主原材料として使用されていたりと、
正直、猫ちゃんの健康を考えるとおすすめできない危険なキャットフードです。
今回は、フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性を徹底調査した内容と、評価の結果が「Eランク」になった理由、「口コミ評判」「その他の種類の評価」についてお話したいと思います。
この記事を最後まで読んでもらえれば、
フィリックスを猫ちゃんにあげても大丈夫かどうかわかると思いますので、ぜひ最後まで読んでください。
【評価対象】フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」とは?
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て 成猫用」の種類
今回、安全性を評価する対象は、
フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て「ツナ」成猫用ですが、
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て 成猫用」は全部で6種類あります。
その6種類がこちら!
フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て | |||||
ツナ 成猫用 | サーモン 成猫用 | チキン 成猫用 | あじ 成猫用 | ビーフ 成猫用 | サーディン 成猫用 |
うちねこ
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」の『主な特徴』と『価格』
主な特徴
フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て「ツナ」成猫用 | |
栄養タイプ | 総合栄養食 |
フードタイプ | ウェットフード |
主原材料 | 肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等) |
対応猫 | 成猫用 |
カロリー | 65kcal/100g |
原産国 | オーストラリア |
特徴
|
うちねこ
価格
70g×12袋入 | 659円(税込)アマゾン価格 |
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」の『原材料』と『成分』
原材料
肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)
分かりやすいように「原材料」を色分けしています。
※「黄」➡ 気になる食材
※「青」➡ 添加物
※「赤」➡ 危険な「添加物・食材」
成分
栄養成分値 | |
タンパク質 | 12%以上 |
脂質 | 2.8%以上 |
粗繊維 | 0.5%以下 |
灰分 | 3%以下 |
水分 | 82%以下 |
代謝エネルギー | 約65kcal/100g |
【徹底評価】フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性が『Eランク』の理由とは?
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性評価は「Eランク」!
うちねこ
安全性について徹底評価した結果、スバリ!安全性の評価は「Eランク」です!
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の総合評価は、
- 総合得点は「34点」
- 総合評価は「Eランク」
各項目を評価した結果!
7つの項目について、それぞれを評価した結果がこちらです。
「成猫」に対しての評価です。
評価項目 | 評価 | 点数 |
①【主原材料】の安全性 | C | 5点 (20点満点中) |
②【食材】の安全性 | B | 10点 (20点満点中) |
③【添加物】の安全性 | C | 5点 (20点満点中) |
④【アレルギー】の安全性 | C | 5点 (20点満点中) |
⑤【栄養成分値】 | A | 8点 (10点満点中) |
⑥【プラス】のポイント | +1点 | |
⑦【マイナス】のポイント | なし | |
総合得点 | 34点 (100点満点中) | |
【点数】※『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点 |
※「子猫」に対しての評価は、また後ほど発表したと思います。
うちねこ
【評価項目①】『主原材料』の安全性
【主原材料】の安全性
評価 C 5点(20点満点中)
※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点
【主原材料】の評価内容 | 結果 |
第1主原材料が「肉」or「魚」か? | 肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等) |
第2主原材料は? | 穀類(小麦グルテン等) |
品質に問題はないか? | 不明 |
主原材料の産地は? | 不明 |
※第1主原材料とは:原材料の中で1番多く使われている食材 ※第2主原材料とは:原材料の中で2番目に多く使われている食材 |
原材料
【主原材料の安全性】が「C」評価の理由
主原材料の安全性が「C」評価の理由は、
- 第1主原材料に「家禽ミール」が含まれていて少し不安。
- 第2主原材料に「小麦グルテン」が含まれているのは良くない!
猫ちゃんは完全肉食動物なので、猫の体にとって一番必要な栄養素は「動物性たんぱく質」です。
つまり、「お肉 or 魚」です!
猫ちゃんの健康を考えると、原材料の中で「お肉 or 魚」が一番多く使われているフードが好ましいので、ビーフやチキンといった肉類が含まれているのは良いポイントだといえます。
しかし「家禽ミール」に関しては、どのような品質のものを使用しているのか不透明な部分があるため、少々不安です。
「家禽ミール」は、人間が食べられるようなものではないですし、肉以外の部位が混じっていると考えると、かなり品質は悪いといえます。
また、第2原材料として使われている「小麦グルテン」も“問題あり”といえるでしょう。
猫のからだは、穀物類(大豆、とうもろこし、小麦など)を消化するのが少々苦手です。
適量であれば穀物を食べても平気ですが、大量摂取してしまうと消化不良などを起こす可能性があります。
第2原材料として「小麦グルテン」が入っているということは、それだけ「小麦グルテン」が多くの割合を占めていると考えられるため、猫の体に負担がかからないか正直心配です。
以上の理由から【主原材料】の安全性は「C」評価になります。
【評価項目②】『食材』の安全性
【食材】の安全性
評価 B 10点(20点満点中)
※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点
【食材】の評価内容 | 結果 |
猫の体に「良くない食材」が使われていないか? | 「家禽ミール」が使われている |
品質に問題はないか? | 不明 |
食材の産地は? | 不明 |
原材料
肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)
※「黄」➡ 気になる食材
【食材の安全性】が「B」評価の理由
原材料の中に、気になる食材が「1点」ありました。
その「気になる食材」がこちら。
気になる食材 | 内容 | 危険性 |
家禽ミール | 家畜類の総称であり、特に鳥類に使われることが多いです。肉だけでなく毛や爪、骨、血液などなどそういったものを粉砕しているものが含まれていると考えてください。低品質で栄養にならないものも含まれていることがほとんどです。 | 中 |
「家禽ミール」はその安全性に気になる部分があり、少し心配な食材です。
ですので、【食材】の安全性は「B」評価にしています。
うちねこ
【評価項目③】『添加物』の安全性
【添加物】の安全性
評価 C 5点(20点満点中)
※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点
【添加物】の評価内容 | 結果 |
猫の体に「危険な添加物」が使われていないか? | 気になる添加物が「3点」 |
原材料
肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)
※「青」➡ 添加物
※「黄」➡ 気になる添加物
【添加物の安全性】が「C」評価の理由
『フィリックス』には気になる添加物が「3点」ありました。
その「気になる添加物」がこちら。
添加物 | 役割 | 内容 | 危険性 |
増粘多糖類 | 粘り とろみ | 増粘多糖類とは、食品に「粘り」や「とろみ」「接着し形が崩れないようにする」添加物。増粘多糖類としてよく使用されている原料の中には、カラギナン(カラギーナン)があり、これは「発がん性」が指摘されている成分です。この成分が使用されているのか正確なことはわからないため安全性に不透明な部分もあります。 | 低 |
酸化鉄 | 着色料 | 天然の着色料。人への影響は少ないとされている。人工着色料よりは影響が少ないとされているが、猫に対しては不透明な部分がある。 | 低 |
酸化チタン | 大量摂取をしなければ安全だと言われているが、発がん性を指摘する声も出ているので、不安要素がある添加物といえる。 | 中 |
どちらも「特別危険!」というわけではありませんが「確実に安全な添加物です」と断言することもできません。
そのため、【添加物】の安全性は「C」評価にしています。
うちねこ
【評価項目④】『アレルギー』の安全性
【アレルギー】の安全性
評価 C 5点(20点満点中)
※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点
【アレルギー】の評価内容 | 結果 |
アレルギーの原因になりそうな食材が入っていないか? | 「小麦グルテン」が含まれている。 |
原材料
肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)
※「ピンク」➡ アレルギーの原因になるかもしれない食材
【アレルギーの安全性】が「C」評価の理由
アレルギー症状を引く起こす食材はたくさんあり、どの食材でアレルギーになるのかは、それぞれ個体によっても違うので、どの食材が悪いのかを決めつけるのは非常に困難です。
特定の食材でアレルギーになる猫ちゃんもいれば、ならない猫ちゃんもいます。人間のアレルギーでも同じで、「卵」でアレルギーになる人もいれば、ならない人もいますよね。
ですが、
アレルギーの原因として報告されることが多い食材はいくつかありますので、その食材が入っているかどうかで安全性については評価したいと思います。
アレルギーの原因として報告されることが多い食材
- 肉や魚のタンパク質
- 小麦
- 大豆
- とうもろこし
では、これらの食材が『フィリックス』に入っているのかどうか?確認してみると。
アレルギーの原因として報告されることが多い食材 | 使用 or 不使用 | 使用食材 |
肉や魚のタンパク質 | 使用 | ビーフ、チキン、ツナ、いわし |
小麦 | 使用 | 小麦グルテン |
大豆 | 不使用 | なし |
とうもろこし | 不使用 | なし |
肉や魚のタンパク質は、猫ちゃんにとっては「必ず必要な栄養」ですので避けることはできませんが、
その他の食材で、アレルギーが気になる食材が1点あります!
それが「小麦グルテン」です。
小麦グルテンとは、小麦のたんぱく質のこと。
特に「小麦」はアレルギーの原因として報告されることが多く、「小麦アレルギー」になる猫ちゃんが多いので注意が必要です。
しかも、その「小麦」が第2主原材料として、使用されている食材の中で2番目に多く入っています。
そのため、アレルギー体質の猫ちゃんや小麦アレルギーの猫ちゃんには、あまりおすすめできないキャットフードといえるでしょう。
以上の理由から【アレルギー】の安全性は「C」評価にしています。
うちねこ
【評価項目⑤】『栄養成分値』
栄養値
評価 A 8点(10点満点中)
※【点数】『AA』10点、『A』8点、『B』5点、『C』3点、『D』0点
【栄養成分値】の評価内容 | 結果 |
栄養値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているか? | 「成猫・子猫」共に基準をクリア |
【栄養成分値】が「A」評価の理由
フィリックスの栄養成分値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているのか比較してみると、
■「フィリックスの栄養成分値」と「AAFCOの栄養基準」を比較
栄養成分 | フィリックス | AAFCOの基準(最小値 ) | 合 否 | ||
成猫用 | 成猫 | 幼猫 | |||
表記してある数値 | 「水分」を取り除いた数値 | 「水分」を取り除いた数値 | |||
タンパク質 | 12%以上 | 約66.7% | 26.0%以上 | 30.0%以上 | 〇 |
脂肪 | 2.8%以上 | 約15.6% | 9.0%以上 | 9.0%以上 | 〇 |
粗繊維 | 0.5%以下 | 省略 | ー | ー | ー |
灰分 | 3%以下 | 省略 | ー | ー | ー |
水分 | 82%以下 | 0% | ー | ー | ー |
※成猫:1歳以上 幼猫:1歳未満 ※「ー」は、基準値なし ※「AAFCO」とは:(米国飼料検査官協会)の栄養基準値 ※「日本のペットフード協会」の基準もこの 「AAFCO」を参考にしています。 ※「AAFCOの栄養基準」について詳しくはこちら>> |
AAFCOの基準は、「水分を取り除いた数値」で表記してあります。
フィリックスには「82%の水分」が含まれた状態の数値になっているので、一見すると「AAFCCの基準」を下回っているように見えるのですが、
水分(82%)を取り除いて計算し直すと、フィリックスの数値が大幅に変わります。
「水分を取り除いた数値」で比較すると、
猫ちゃんにとって必須栄養素である「タンパク質」と「脂肪」の栄養値は、「AAFCOの基準」をしっかりクリアしているので安心です。
ただ、ここで比較した栄養値しか公表されていないため「不透明な部分」もあります。
そのため、【栄養成分値】は「A」評価にしています。
うちねこ
高タンパクなフードは「シニア猫」「腎臓病の猫」には注意!
『フィリックス』は、「高タンパク」なフードになっています。
高タンパクなフードは、「高齢の猫」や「腎臓病」の猫ちゃんには不向きなので注意してください。
詳しくは後ほど説明したいと思います。
【評価項目⑥】『プラス』のポイント
+ポイント
評価 +1点(10点満点中)
【プラス】の評価内容 | 結果 |
その他に何か「プラス評価」のポイントはあるか? | 猫の体に良い食材が「1種類」 |
「プラス」評価の詳しい理由
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」には、猫ちゃんの体に良い「タウリン」が入っています!
タウリン
うちねこ
【評価項目⑦】『マイナス』のポイント
-ポイント
評価 -0点
【マイナス】の評価内容 | 結果 |
その他に何か「マイナス評価」のポイントはあるか? | 特になし |
マイナス評価になるようなポイントは、特にありませんでした。
【総合評価】フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」は、Eランク(34点)
評価項目 | 評価 | |
成猫 | 子猫 | |
①【主原材料】 | C 5点 (20点満点中) | C 5点 (20点満点中) |
②【食材】 | B 10点 (20点満点中) | B 10点 (20点満点中) |
③【添加物】 | C 5点 (20点満点中) | C 5点 (20点満点中) |
④【アレルギー】 | C 5点 (20点満点中) | C 5点 (20点満点中) |
⑤【栄養成分値】 | A 8点 (10点満点中) | A 8点 (10点満点中) |
⑥【プラス】ポイント | +1点 | +1点 |
⑦【マイナス】ポイント | なし | なし |
総合得点 | 34点 (100点満点中) ※成猫の場合 | 34点 (100点満点中) ※子猫の場合 |
フィリックス
やわらかグリル ゼリー仕立て
「ツナ」成猫用
総合評価 Eランク
危険性がある要注意キャットフード!
\キャットフードアドバイザーの結論/
気になる点としては、
- 「家禽ミール」「小麦グルテン」といった猫にとって良くない食材が、第1・第2主原材料として使用されている。
- 発がん性の疑いがある添加物が使用されている。
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」には、猫の体に良くない食材がいくつも含まれているため、安全性はかなり低いといえます。
発がん性の疑いがある「増粘多糖類」「着色料」が使用されていることも不安ですし、
また、人間が普段食べることのない不要な部位を使った「家禽ミール」は、お世辞にも品質の良いものとは言えないため、安全性を重要視しているのであれば、おすすめできないキャットフードです。
『フィリックス』は、値段も安くスーパーで手軽に買えますし、テレビCMもしていて知名度がある商品なので、購入したことがある飼い主さんも多いと思いますが、猫ちゃんへの安全性を考えるとおすすめはできないキャットフードなので注意してください。
「評価ランク」と「得点」の詳細
評価ランク | 得点 | 内容 |
「AAA」ランク | 100点 | 何も言うことなしの完璧キャットフード!猫ちゃんの健康を最優先に考えるなら絶対にコレをあげるべき!!超おすすめのキャットフードです。 |
「AA」ランク | 90点以上 | 安全性に何も問題ないおすすめキャットフード! |
「A」ランク | 80点以上 | 安全性の高い優良キャットフード! |
「B」ランク | 70点以上 | 少し気になる点はあるが、そこまで安全性に心配はないキャットフード! |
「C」ランク | 60点以上 | 気になる点がいくつかあり、安全性が少し心配なキャットフード! |
「D」ランク | 50点以上 | 安全性に心配があるおすすめできないキャットフード! |
「E」ランク | 50点未満 | 危険性がある要注意キャットフード! |
フィリックスの『その他の種類』の評価
うちねこ
他の種類についても調査してみました。
【他の種類】フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て 成猫用」の「ツナ」「サーモン」「チキン」「あじ」「ビーフ」「サーディン」の評価
ここでは、フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の成猫用に絞って評価しています。
種類 | フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の種類 | |||||
ツナ | サーモン | チキン | あじ | ビーフ | サーディン | |
対応年齢 | 成猫用 | 成猫用 | 成猫用 | 成猫用 | 成猫用 | 成猫用 |
第1主原材料 | 肉類 (チキン、ビーフ、家禽ミール等) | 肉類 (チキン、ビーフ、家禽ミール等) | 肉類 (チキン、ビーフ、家禽ミール等) | 肉類 (チキン、ビーフ、家禽ミール等) | 肉類 (チキン、ビーフ、家禽ミール等) | 肉類 (チキン、ビーフ、家禽ミール等) |
第2主原材料 | 穀類 | 穀類 | 穀類 | 穀類 | 穀類 | 穀類 |
その他の原材料 | 多少の違いはありますが、ほぼ同じような内容です。 | |||||
タンパク質 | 12%以上 | 12%以上 | 12%以上 | 12%以上 | 12%以上 | 12%以上 |
脂肪 | 2.8%以上 | 2.8%以上 | 2.8%以上 | 2.8%以上 | 2.8%以上 | 2.8%以上 |
粗繊維 | 0.5%以下 | 0.5%以下 | 0.5%以下 | 0.5%以下 | 0.5%以下 | 0.5%以下 |
灰分 | 3%以下 | 3%以下 | 3%以下 | 3%以下 | 3%以下 | 3%以下 |
水分 | 82%以下 | 82%以下 | 82%以下 | 82%以下 | 82%以下 | 82%以下 |
カロリー/100g | 約65kcal | 約65kcal | 約65kcal | 約65kcal | 約65kcal | 約65kcal |
評価 | E | E | E | E | E | E |
全6種類を調べてみた結果、原材料の内容に多少の違いはありますが、
その内容はほとんど一緒ため、5種類とも評価「Eランク」になります。
うちねこ
フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の口コミ・評判
タマちゃん
このサイトの総合評価は「E」ランクだけど、世間での評価はどうなのかなぁ?
世間の評価も気になるよね。
そこで、フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」の「評判」も調べてみたよ。
トラくん
アマゾンの口コミ・評判
アマゾンでの「口コミ・評判」を調べてみると、評価は『星3.8』!
「星5つ」と「星4つ」の合計が『76%』ですので、過半数の人が良いキャットフードだと感じているようですね。
フィリックス成猫用は「高齢・腎臓病」の猫には要注意!
『フィリックス成猫用』は「高タンパク」なキャットフードになっています。
猫ちゃんは完全肉食動物なので十分なタンパク質が必要ですが、
高タンパクなキャットフードは「高齢」な猫ちゃんや「腎臓病」の猫ちゃんには注意が必要です。
腎臓病(腎不全)の場合、尿素を排出しきれずに腎臓に負担がかかる
健康な猫ちゃんの場合、タンパク質が体内で分解吸収されると、同時に「尿素」と呼ばれる物質が生成されますが、全て体外に排出されますので特に問題ありません。
ですが、腎臓病の場合は、
「尿素」を排出しきることができず「腎臓に負担」をかけてしまう場合があります。
シニア猫も腎臓に負担がかかる
猫ちゃんは高齢になると腎臓病になりやすくなり、症状が出ていない場合でも腎臓機能が低下している場合があります。
そのため、シニア猫ちゃんの場合も
「尿素」を排出しきることができず「腎臓に負担」をかけてしまう場合があるのです。
ですので、
「高齢」や「腎臓病」の猫ちゃんには、高タンパクなフードは不向きなので注意が必要です。