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フィリックス成猫用フードは危険!安全性評価は34点!口コミ評判・成分をキャットフードアドバイザーが分析した結果Eランクの理由とは?

フィリップス 猫 キャットフード

タマちゃん

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性ってどうなのかな?

店頭でもよく見かける有名なキャットフードだけど、本当に安全なのかとても気になるよね。

トラくん

そこで今回はフィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性について徹底調査してみました!

評価対象のキャットフード

商品名フィリックス  やわらかグリル ゼリー仕立て「ツナ」成猫用

キャットフードアドバイザーの結論

結論から先にお伝えすると、

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性は、

 

  • 総合得点は「34点
  • 総合評価は「Eランク

 

\キャットフードアドバイザーから一言/

発がん性の疑いがある添加物が使用されていたり、「家禽ミール・小麦グルテン」といった猫にとって良くない食材が、第1・第2主原材料として使用されていたりと、

 

正直、猫ちゃんの健康を考えるとおすすめできない危険なキャットフードです。

今回は、フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性を徹底調査した内容と、評価の結果が「Eランク」になった理由、「口コミ評判」「その他の種類の評価」についてお話したいと思います。

この記事を最後まで読んでもらえれば、
フィリックスを猫ちゃんにあげても大丈夫かどうかわかると思いますので、ぜひ最後まで読んでください。

【評価対象】フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」とは?

フィリックス  やわらかグリル ゼリー仕立て「ツナ」成猫用

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て 成猫用」の種類

今回、安全性を評価する対象は、
フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て「ツナ」成猫用ですが、

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て 成猫用」は全部で6種類あります。

その6種類がこちら!

フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て
ツナ
成猫用
サーモン
成猫用
チキン
成猫用
 あじ
成猫用
ビーフ
成猫用
サーディン
成猫用
やわらかグリル-ゼリー仕立て-ツナやわらかグリル-ゼリー仕立て-サーモンやわらかグリル-ゼリー仕立て-チキンやわらかグリル-ゼリー仕立て-あじやわらかグリル-ゼリー仕立て-ビーフやわらかグリル-ゼリー仕立て-サーディン

うちねこ

今回の評価対象は「ツナ 成猫用」ですが、他の種類についても後で評価したいと思います。

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」の『主な特徴』と『価格』

主な特徴

フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て「ツナ」成猫用
栄養タイプ総合栄養食
フードタイプウェットフード
主原材料肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)
対応猫成猫用
カロリー65kcal/100g
原産国オーストラリア
特徴
  • ゼリータイプの食べやすいキャットフード。
  • 猫が大好きなツナを使用。
  • 総合栄養食

うちねこ

フィリックスは「おやつ」じゃなくて、立派な「総合栄養食」なんですよね。

価格

70g×12袋入659円(税込)アマゾン価格

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」の『原材料』と『成分』

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」の『原材料』と『成分』

原材料

 

肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)

分かりやすいように「原材料」を色分けしています。

 

※「」➡ 気になる食材
※「」➡ 添加物
※「」➡ 危険な「添加物・食材」

成分

栄養成分値
タンパク質12%以上
脂質2.8%以上
粗繊維0.5%以下
灰分3%以下
水分82%以下
代謝エネルギー約65kcal/100g

【徹底評価】フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性が『Eランク』の理由とは?

フィリックス  やわらかグリル ゼリー仕立て「ツナ」成猫用

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の安全性評価は「Eランク」!

うちねこ

安全性について徹底評価した結果、スバリ!安全性の評価は「Eランク」です!

安全性の評価
各項目を採点した結果、

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の総合評価は、

 

  • 総合得点は「34点
  • 総合評価は「Eランク

各項目を評価した結果!

7つの項目について、それぞれを評価した結果がこちらです。

「成猫」に対しての評価です。

評価項目評価点数
①【主原材料】の安全性5点
(20点満点中)
②【食材】の安全性10点
(20点満点中)
③【添加物】の安全性5点
(20点満点中)
④【アレルギー】の安全性5点
(20点満点中)
⑤【栄養成分値】8点
(10点満点中)
⑥【プラス】のポイント+1点
⑦【マイナス】のポイントなし
総合得点34点
(100点満点中)
【点数】※『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

※「子猫」に対しての評価は、また後ほど発表したと思います。

うちねこ

では、なぜ総合評価が「36点のEランク」なのか?
その理由について、順番に説明していきたいと思います。

【評価項目①】『主原材料』の安全性

キャットフードの評価項目① 原材料の安全性

【主原材料】の安全性

 

評価 C 5点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【主原材料】の評価内容結果
第1主原材料が「肉」or「魚」か?肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)
第2主原材料は?穀類(小麦グルテン等)
品質に問題はないか?不明
主原材料の産地は?不明
※第1主原材料とは:原材料の中で1番多く使われている食材
※第2主原材料とは:原材料の中で2番目に多く使われている食材

原材料

肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)

【主原材料の安全性】が「C」評価の理由

主原材料の安全性が「C」評価の理由は、

  • 第1主原材料に「家禽ミール」が含まれていて少し不安。
  • 第2主原材料に「小麦グルテン」が含まれているのは良くない!

猫ちゃんは完全肉食動物なので、猫の体にとって一番必要な栄養素は「動物性たんぱく質です。

つまり、「お肉 or 魚」です!

猫ちゃんの健康を考えると、原材料の中で「お肉 or 魚」が一番多く使われているフードが好ましいので、ビーフやチキンといった肉類が含まれているのは良いポイントだといえます。

しかし「家禽ミール」に関しては、どのような品質のものを使用しているのか不透明な部分があるため、少々不安です。

「家禽ミール」とは:カモや七面鳥といった動物のくず肉や内臓、羽、足などをそのまま粉末状にしたもの。

「家禽ミール」は、人間が食べられるようなものではないですし、肉以外の部位が混じっていると考えると、かなり品質は悪いといえます。

また、第2原材料として使われている「小麦グルテン」“問題あり”といえるでしょう。

猫のからだは、穀物類(大豆、とうもろこし、小麦など)を消化するのが少々苦手です。

適量であれば穀物を食べても平気ですが、大量摂取してしまうと消化不良などを起こす可能性があります。

第2原材料として「小麦グルテン」が入っているということは、それだけ「小麦グルテン」が多くの割合を占めていると考えられるため、猫の体に負担がかからないか正直心配です。

以上の理由から【主原材料】の安全性は「C」評価になります。

【評価項目②】『食材』の安全性

キャットフードの評価項目② 食材の安全性

【食材】の安全性

 

評価 B 10点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【食材】の評価内容結果
猫の体に「良くない食材」が使われていないか?「家禽ミール」が使われている
品質に問題はないか?
不明
食材の産地は?不明

原材料

 

肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)

 

※「」➡ 気になる食材

【食材の安全性】が「B」評価の理由

原材料の中に、気になる食材が「1点」ありました。

その「気になる食材」がこちら。

気になる食材内容危険性
家禽ミール家畜類の総称であり、特に鳥類に使われることが多いです。肉だけでなく毛や爪、骨、血液などなどそういったものを粉砕しているものが含まれていると考えてください。低品質で栄養にならないものも含まれていることがほとんどです。

「家禽ミール」はその安全性に気になる部分があり、少し心配な食材です。

ですので、【食材】の安全性は「B」評価にしています。

うちねこ

「家禽ミール」が入っているので、ちょっと心配です。

【評価項目③】『添加物』の安全性

キャットフードの評価項目③ 添加物の安全性

【添加物】の安全性

 

評価  5点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【添加物】の評価内容結果
猫の体に「危険な添加物」が使われていないか?気になる添加物が「3点」

原材料

 

肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)

 

※「」➡ 添加物

※「」➡ 気になる添加物

【添加物の安全性】が「C」評価の理由

『フィリックス』には気になる添加物が「3点」ありました。

その「気になる添加物」がこちら。

添加物役割
内容
危険性
増粘多糖類 粘り
とろみ
増粘多糖類とは、食品に「粘り」や「とろみ」「接着し形が崩れないようにする」添加物。増粘多糖類としてよく使用されている原料の中には、カラギナン(カラギーナン)があり、これは「発がん性」が指摘されている成分です。この成分が使用されているのか正確なことはわからないため安全性に不透明な部分もあります。 低
酸化鉄着色料天然の着色料。人への影響は少ないとされている。人工着色料よりは影響が少ないとされているが、猫に対しては不透明な部分がある。
酸化チタン大量摂取をしなければ安全だと言われているが、発がん性を指摘する声も出ているので、不安要素がある添加物といえる。

どちらも「特別危険!」というわけではありませんが「確実に安全な添加物です」と断言することもできません。

そのため、【添加物】の安全性は「C」評価にしています。

うちねこ

危険性が低いとはいえ「酸化鉄」や「酸化チタン」が入っているのは不安ですね。

【評価項目④】『アレルギー』の安全性

キャットフードの評価項目④ アレルギーの安全性

【アレルギー】の安全性

 

評価  5点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【アレルギー】の評価内容結果
アレルギーの原因になりそうな食材が入っていないか?「小麦グルテン」が含まれている。

原材料

 

肉類(ビーフ、チキン、家禽ミール等)、穀類(小麦グルテン等)、魚介類(ツナ、いわし)、糖類(ぶどう糖、シュガーシロップ)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、増粘多糖類、着色料(酸化鉄、酸化チタン)

 

※「ピンク」➡ アレルギーの原因になるかもしれない食材

【アレルギーの安全性】が「C」評価の理由

アレルギー症状を引く起こす食材はたくさんあり、どの食材でアレルギーになるのかは、それぞれ個体によっても違うので、どの食材が悪いのかを決めつけるのは非常に困難です。

特定の食材でアレルギーになる猫ちゃんもいれば、ならない猫ちゃんもいます。人間のアレルギーでも同じで、「卵」でアレルギーになる人もいれば、ならない人もいますよね。

ですが、
アレルギーの原因として報告されることが多い食材はいくつかありますので、その食材が入っているかどうかで安全性については評価したいと思います。

アレルギーの原因として報告されることが多い食材

 

  • 肉や魚のタンパク質
  • 小麦
  • 大豆
  • とうもろこし

では、これらの食材が『フィリックス』に入っているのかどうか?確認してみると。

アレルギーの原因として報告されることが多い食材使用 or 不使用使用食材
肉や魚のタンパク質使用ビーフ、チキン、ツナ、いわし
小麦使用小麦グルテン
大豆不使用なし
とうもろこし不使用 なし

肉や魚のタンパク質は、猫ちゃんにとっては「必ず必要な栄養」ですので避けることはできませんが、

その他の食材で、アレルギーが気になる食材が1点あります!

それが小麦グルテンです。

小麦グルテンとは、小麦のたんぱく質のこと。

特に「小麦」はアレルギーの原因として報告されることが多く、「小麦アレルギー」になる猫ちゃんが多いので注意が必要です。

しかも、その「小麦」が第2主原材料として、使用されている食材の中で2番目に多く入っています。

そのため、アレルギー体質の猫ちゃんや小麦アレルギーの猫ちゃんには、あまりおすすめできないキャットフードといえるでしょう。

以上の理由から【アレルギー】の安全性は「C」評価にしています。

うちねこ

小麦アレルギーを起こしてしまう可能性もあるため、安全性は低いといえるでしょう。

【評価項目⑤】『栄養成分値』

キャットフードの評価項目⑤ 栄養成分値の安全性

栄養値

 

評価 A 8点(10点満点中)

※【点数】『AA』10点、『A』8点、『B』5点、『C』3点、『D』0点

【栄養成分値】の評価内容結果
栄養値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているか?「成猫・子猫」共に基準をクリア

【栄養成分値】が「A」評価の理由

フィリックスの栄養成分値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているのか比較してみると、

■「フィリックスの栄養成分値」と「AAFCOの栄養基準」を比較
栄養成分フィリックスAAFCOの基準(最小値 )
成猫用成猫幼猫
表記してある数値「水分」を取り除いた数値「水分」を取り除いた数値 
タンパク質12%以上約66.7%26.0%以上 30.0%以上
脂肪2.8%以上約15.6%9.0%以上9.0%以上
粗繊維0.5%以下省略
灰分3%以下省略
水分82%以下0%ー ー 
※成猫:1歳以上 幼猫:1歳未満
※「ー」は、基準値なし
※「AAFCO」とは:(米国飼料検査官協会)の栄養基準値
※「日本のペットフード協会」の基準もこの 「AAFCO」を参考にしています。

※「AAFCOの栄養基準」について詳しくはこちら>>

AAFCOの基準は、「水分を取り除いた数値」で表記してあります。

フィリックスには「82%の水分」が含まれた状態の数値になっているので、一見すると「AAFCCの基準」を下回っているように見えるのですが、

水分(82%)を取り除いて計算し直すと、フィリックスの数値が大幅に変わります。

「水分を取り除いた数値」で比較すると、
猫ちゃんにとって必須栄養素である「タンパク質」と「脂肪」の栄養値は、「AAFCOの基準」をしっかりクリアしているので安心です。

ただ、ここで比較した栄養値しか公表されていないため「不透明な部分」もあります。

そのため、【栄養成分値】は「A」評価にしています。

うちねこ

公表されている範囲内では栄養値に問題はなさそうです。

高タンパクなフードは「シニア猫」「腎臓病の猫」には注意!

注意

『フィリックス』は、「高タンパク」なフードになっています。

 

高タンパクなフードは、「高齢の猫」や「腎臓病」の猫ちゃんには不向きなので注意してください。

詳しくは後ほど説明したいと思います。

【評価項目⑥】『プラス』のポイント

キャットフードの評価項目⑥ プラスポイント

+ポイント

 

評価 +1点(10点満点中)

【プラス】の評価内容結果
その他に何か「プラス評価」のポイントはあるか?猫の体に良い食材が「1種類」

「プラス」評価の詳しい理由

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」には、猫ちゃんの体に良い「タウリン」が入っています!

タウリン
猫の体内で合成することができない、猫ちゃんにとっての「必須栄養素」の1つ。

うちねこ

必須栄養素である「タウリン」が入っているのは、かなり嬉しいポイントですね!

【評価項目⑦】『マイナス』のポイント

キャットフードの評価項目⑦ マイナスポイント

-ポイント

 

評価 -0点

【マイナス】の評価内容結果
その他に何か「マイナス評価」のポイントはあるか?特になし

マイナス評価になるようなポイントは、特にありませんでした。

【総合評価】フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」は、Eランク34点

評価項目
評価
成猫子猫
①【主原材料】C 5点
(20点満点中)
C 5点
(20点満点中)
②【食材】10点
(20点満点中)
10点
(20点満点中)
③【添加物】C 5点
(20点満点中)
C 5点
(20点満点中)
④【アレルギー】C 5点
(20点満点中)
C 5点
(20点満点中)
⑤【栄養成分値】A 8点
(10点満点中)
A 8点
(10点満点中)
⑥【プラス】ポイント+1点+1点
⑦【マイナス】ポイントなしなし
総合得点34点
(100点満点中)
成猫の場合
34点
(100点満点中)
子猫の場合
総合評価

フィリックス

やわらかグリル ゼリー仕立て

「ツナ」成猫用

 

総合評価 Eランク

危険性がある要注意キャットフード!

\キャットフードアドバイザーの結論/

 

気になる点としては、

  • 「家禽ミール」「小麦グルテン」といった猫にとって良くない食材が、第1・第2主原材料として使用されている。
  • 発がん性の疑いがある添加物が使用されている。

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」には、猫の体に良くない食材がいくつも含まれているため、安全性はかなり低いといえます。

 

発がん性の疑いがある「増粘多糖類」「着色料」が使用されていることも不安ですし、

 

また、人間が普段食べることのない不要な部位を使った「家禽ミール」は、お世辞にも品質の良いものとは言えないため、安全性を重要視しているのであれば、おすすめできないキャットフードです。

 

『フィリックス』は、値段も安くスーパーで手軽に買えますし、テレビCMもしていて知名度がある商品なので、購入したことがある飼い主さんも多いと思いますが、猫ちゃんへの安全性を考えるとおすすめはできないキャットフードなので注意してください。

「評価ランク」と「得点」の詳細

評価ランク得点内容
「AAA」ランク100点何も言うことなしの完璧キャットフード!猫ちゃんの健康を最優先に考えるなら絶対にコレをあげるべき!!超おすすめのキャットフードです。
「AA」ランク90点以上安全性に何も問題ないおすすめキャットフード!
「A」ランク80点以上安全性の高い優良キャットフード!
「B」ランク70点以上少し気になる点はあるが、そこまで安全性に心配はないキャットフード!
「C」ランク60点以上気になる点がいくつかあり、安全性が少し心配なキャットフード!
「D」ランク50点以上安全性に心配があるおすすめできないキャットフード!
「E」ランク50点未満危険性がある要注意キャットフード!

フィリックスの『その他の種類』の評価

うちねこ

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」の評価は「Eランク」でしたが、他の種類はどうなのか?

他の種類についても調査してみました。

【他の種類】フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て 成猫用」の「ツナ」「サーモン」「チキン」「あじ」「ビーフ」「サーディン」の評価

フィリップス「やわらかゼリー仕立て」の種類

ここでは、フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の成猫用に絞って評価しています。

種類フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の種類
ツナサーモンチキンあじビーフサーディン
対応年齢成猫用成猫用成猫用成猫用成猫用成猫用
第1主原材料肉類
(チキン、ビーフ、家禽ミール等)
肉類
(チキン、ビーフ、家禽ミール等)
肉類
(チキン、ビーフ、家禽ミール等)
肉類
(チキン、ビーフ、家禽ミール等)
肉類
(チキン、ビーフ、家禽ミール等)
肉類
(チキン、ビーフ、家禽ミール等)
第2主原材料穀類穀類穀類穀類穀類穀類
その他の原材料多少の違いはありますが、ほぼ同じような内容です。 
タンパク質12%以上12%以上12%以上12%以上12%以上12%以上
脂肪2.8%以上2.8%以上2.8%以上2.8%以上2.8%以上2.8%以上
粗繊維0.5%以下0.5%以下0.5%以下0.5%以下0.5%以下0.5%以下
灰分3%以下3%以下3%以下3%以下3%以下3%以下
水分82%以下82%以下82%以下82%以下82%以下82%以下
カロリー/100g約65kcal約65kcal約65kcal約65kcal約65kcal約65kcal
評価EEEEEE

全6種類を調べてみた結果、原材料の内容に多少の違いはありますが、

その内容はほとんど一緒ため、5種類とも評価「Eランクになります。

うちねこ

味が違っているだけで、内容はどれもほとんど一緒のようですね。

フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て」の口コミ・評判

タマちゃん

このサイトの総合評価は「E」ランクだけど、世間での評価はどうなのかなぁ?

世間の評価も気になるよね。

そこで、フィリックス「やわらかグリル ゼリー仕立て ツナ 成猫用」の「評判」も調べてみたよ。

トラくん

アマゾンの口コミ・評判

アマゾンでの「口コミ・評判」を調べてみると、評価は『星3.8』!

「星5つ」と「星4つ」の合計が『76%』ですので、過半数の人が良いキャットフードだと感じているようですね。

フィリックス成猫用は「高齢・腎臓病」の猫には要注意!

フィリックス成猫用』は「高タンパク」なキャットフードになっています。

猫ちゃんは完全肉食動物なので十分なタンパク質が必要ですが、
高タンパクなキャットフードは「高齢」な猫ちゃんや「腎臓病」の猫ちゃんには注意が必要です。

腎臓病(腎不全)の場合、尿素を排出しきれずに腎臓に負担がかかる

健康な猫ちゃんの場合、タンパク質が体内で分解吸収されると、同時に「尿素」と呼ばれる物質が生成されますが、全て体外に排出されますので特に問題ありません。

ですが、腎臓病の場合は、
「尿素」を排出しきることができず「腎臓に負担」をかけてしまう場合があります。

シニア猫も腎臓に負担がかかる

猫ちゃんは高齢になると腎臓病になりやすくなり、症状が出ていない場合でも腎臓機能が低下している場合があります。

そのため、シニア猫ちゃんの場合も
「尿素」を排出しきることができず「腎臓に負担」をかけてしまう場合があるのです。

ですので、
「高齢」や「腎臓病」の猫ちゃんには、高タンパクなフードは不向きなので注意が必要です。

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