キャットフードアドバイザーがお届け。愛猫を病気にさせないための本当に安全なキャットフード情報

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食KM腎臓の安全性評価は71点!口コミ評判・成分をキャットフードアドバイザーが分析した結果

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食

タマちゃん

ブルーナチュラルベテリナリーダイエットの安全性ってどうなのかな?

療法食らしいけど本当に安全なのかとても気になるよね。

トラくん

そこで今回は、ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」の安全性について徹底調査してみました!

評価対象のキャットフード

商品名ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」(BLUE Natural Veterinary Diet)

キャットフードアドバイザーの結論

結論から先にお伝えすると、

『ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食』の安全性は、

 

  • 総合得点は「71点
  • 総合評価は「Bランク

 

\キャットフードアドバイザーから一言/

少し気になる点はありますが、そこまで安全性に心配はないキャットフードといえます。

【公式サイト】はこちら>>

今回は、ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」の安全性を徹底調査した内容と、評価の結果が「Bランク」になった理由、「口コミ評判」「その他の種類の評価」についてお話したいと思います。

この記事を最後まで読んでもらえれば、
ブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」を猫ちゃんにあげても大丈夫かどうかわかると思いますので、ぜひ最後まで読んでください。

【評価対象】ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食とは?

オリジン キャットフード「キャット & キトゥン」の写真をレビュー

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食の種類

今回、安全性を評価する対象は、
ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」ですが、

ブルーナチュラルベテリナリーダイエットは全部で4種類あります。

その4種類がこちら!

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食
KM 腎臓&関節サポートGI 消化器サポートHF 食物アレルギーに対する加水分解フードWU体重&尿路ケア・サポート
オリジン レジオナルレッド キャットオリジン 6 フィッシュ キャットオリジン フィット & トリム キャットオリジン ツンドラキャット

うちねこ

今回の評価対象はブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」ですが、他の種類についても後で評価したいと思います。

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」の『主な特徴』

主な特徴

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」
栄養タイプ総合栄養食(※療法食)
フードタイプドライフード
主原材料骨抜き鶏肉
対応猫成猫~老猫用
カロリー396kcal/100g
原産国アメリカ
特徴
  • タンパク質の量を調整してあるので、腎臓ケアが必要な猫にもおすすめ。
  • カルシウム、リン、ナトリウムの量を調整してあるので、腎臓にやさしい!
  • グルコサミン、コンドロイチン、DHAといった関節に良い成分を配合。

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」の『原材料』と『成分』

ブルーナチュラルベテリナリーダイエットの中身

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」の中身

原材料

原材料

 

骨抜き鶏肉、エンドウマメ、エンドウでんぷん、乾燥卵、馬鈴薯でんぷん、エンドウタンパク、鶏脂(混合トコフェロールにて酸化防止)、植物発酵エキス、亜麻仁(オメガ-3脂肪酸源)、魚油(DHA(ドコサヘキサエン酸)源)、セルロースパウダー、馬鈴薯、乾燥アルファルファミール、キャノーラ油(オメガ-6脂肪酸源)、乾燥チコリ根、ターメリック、カラメル、サツマイモ、人参、グルコサミン塩酸塩、ブルーベリー、クランベリー、大麦若葉、パセリ、ユッカ抽出物、乾燥ケルプ、コンドロイチン硫酸、乾燥酵母、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵産物、乾燥黒麹菌発酵産物、乾燥トリコデルマ・ロンギブラキアタム発酵産物、乾燥バチルス・サブチルス発酵産物、ローズマリーオイル、アミノ酸類(メチオニン、L-トレオニン、タウリン、L-リジン、L-トリプトファン、L-カルニチン)、ミネラル類(炭酸カルシウム、クエン酸カリウム、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、塩化ナトリウム、銅アミノ酸キレート、マンガンアミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(塩化コリン、E、ニコチン酸、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、B1、ビオチン、A、B6、パントテン酸カルシウム、B2、D3、B12、葉酸)、酸化防止剤(混合トコフェロール)

分かりやすいように「原材料」を色分けしています。

 

※「」➡ 気になる食材
※「」➡ 添加物
※「」➡ 危険な「添加物・食材」

成分

栄養成分値
タンパク質26.0%以上
脂質18.0%以上
粗繊維5.0%以下
灰分6.0%以下
水分9.0%以下
マグネシウム0.12%以上
タウリン0.20%
DHA0.30%以上
オメガ-3脂肪酸1.5%以上
オメガ-6脂肪酸3.0%以上
グルコサミン400 mg/kg以上
コンドロイチン硫酸300 mg/kg以上
L-カルニチン
300 mg/kg以上
代謝エネルギー約396kcal/100g

【徹底評価】ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食の安全性が『Bランク』の理由とは?

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食「KM 腎臓&関節サポート」の安全性評価は「Bランク」!

うちねこ

安全性について徹底評価した結果、スバリ!安全性の評価は「Bランク」です!

安全性の評価
各項目を採点した結果、

『ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食』の総合評価は、

 

  • 総合得点は「71点
  • 総合評価は「Bランク

各項目を評価した結果!

7つの項目について、それぞれを評価した結果がこちらです。

「成猫」に対しての評価です。

評価項目評価点数
①【主原材料】の安全性A15点
(20点満点中)
②【食材】の安全性B10点
(20点満点中)
③【添加物】の安全性B10点
(20点満点中)
④【アレルギー】の安全性AA20点
(20点満点中)
⑤【栄養成分値】AA10点
(10点満点中)
⑥【プラス】のポイント+6点
⑦【マイナス】のポイントなし
総合得点71点
(100点満点中)
【点数】※『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

※「子猫」に対しての評価は、また後ほど発表したと思います。

うちねこ

では、なぜ総合評価が「71点のBランク」なのか?
その理由について、順番に説明していきたいと思います。

【評価項目①】『主原材料』の安全性

キャットフードの評価項目① 原材料の安全性

【主原材料】の安全性

 

評価 A 15点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【主原材料】の評価内容結果
第1主原材料が「肉」or「魚」か?骨抜き鶏肉
第2主原材料は?エンドウマメ
品質に問題はないか?不明
主原材料の産地は?不明
※第1主原材料とは:原材料の中で1番多く使われている食材
※第2主原材料とは:原材料の中で2番目に多く使われている食材

原材料

骨抜き鶏肉、エンドウマメ、エンドウでんぷん、乾燥卵、馬鈴薯でんぷん、エンドウタンパク、鶏脂(混合トコフェロールにて酸化防止)、植物発酵エキス、亜麻仁(オメガ-3脂肪酸源)、魚油(DHA(ドコサヘキサエン酸)源)、セルロースパウダー、馬鈴薯、乾燥アルファルファミール、キャノーラ油(オメガ-6脂肪酸源)、乾燥チコリ根、ターメリック、カラメル、サツマイモ、人参、グルコサミン塩酸塩、ブルーベリー、クランベリー、大麦若葉、パセリ、ユッカ抽出物、乾燥ケルプ、コンドロイチン硫酸、乾燥酵母、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵産物、乾燥黒麹菌発酵産物、乾燥トリコデルマ・ロンギブラキアタム発酵産物、乾燥バチルス・サブチルス発酵産物、ローズマリーオイル、アミノ酸類(メチオニン、L-トレオニン、タウリン、L-リジン、L-トリプトファン、L-カルニチン)、ミネラル類(炭酸カルシウム、クエン酸カリウム、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、塩化ナトリウム、銅アミノ酸キレート、マンガンアミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(塩化コリン、E、ニコチン酸、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、B1、ビオチン、A、B6、パントテン酸カルシウム、B2、D3、B12、葉酸)、酸化防止剤(混合トコフェロール)

「A」評価の詳しい理由

主原材料の安全性が「A」評価の理由は、

  • 第1主原材料に骨抜き鶏肉」が使用されていてgood!
  • 第2主原材料には腎臓ケアのために「エンドウマメ」を使用しているのもgood!

 

■第1主原材料に「骨抜き鶏肉」が使用されていてgood!

第1主原材料には「骨抜き鶏肉」が使用されており、「動物性たんぱく質」を摂取できるからです。

猫ちゃんは完全肉食動物なので、猫の体にとって一番必要な栄養素は「動物性たんぱく質です。

つまり、「お肉 or 魚」です!

猫ちゃんの健康を考えると、原材料の中で「お肉 or 魚」が一番多く使われているフードが好ましいので、その点についてブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」はかなり優れているといえます。

■第2主原材料には腎臓ケアのために「エンドウマメ」を使用しているのもgood!

また、このキャットフードは腎臓のケアが必要な猫ちゃんをターゲットにしているため、第2主原材料にはお肉や魚を使用しないで「エンドウマメ」を使っているのもかなり良いポイントです。

健康な猫であれば「動物性たんぱく質」をたくさん摂取するのが好ましいですが、腎臓を患っている場合、話は別です。

腎臓のケアが必要な猫ちゃんが、あまり多くの「動物性たんぱく質」を摂取してしまうと、腎臓に大きな負担をかけてしまいます。

つまり、このキャットフードは腎臓ケアのことを考えて、食材を調整していることが分かります。

ただし、主原材料の産地についてはよく分からないため、【主原材料】の安全性は「A」評価にしています。

【評価項目②】『食材』の安全性

キャットフードの評価項目② 食材の安全性

【食材】の安全性

 

評価 B 10点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【食材】の評価内容結果
猫の体に「良くない食材」が使われていないか?気になる食材が「2点」ある。
品質に問題はないか?
不明
食材の産地は?不明

原材料

 

骨抜き鶏肉、エンドウマメ、エンドウでんぷん、乾燥卵、馬鈴薯でんぷん、エンドウタンパク、鶏脂(混合トコフェロールにて酸化防止)、植物発酵エキス、亜麻仁(オメガ-3脂肪酸源)、魚油(DHA(ドコサヘキサエン酸)源)、セルロースパウダー、馬鈴薯、乾燥アルファルファミール、キャノーラ油(オメガ-6脂肪酸源)、乾燥チコリ根、ターメリック、カラメル、サツマイモ、人参、グルコサミン塩酸塩、ブルーベリー、クランベリー、大麦若葉、パセリ、ユッカ抽出物、乾燥ケルプ、コンドロイチン硫酸、乾燥酵母、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵産物、乾燥黒麹菌発酵産物、乾燥トリコデルマ・ロンギブラキアタム発酵産物、乾燥バチルス・サブチルス発酵産物、ローズマリーオイル、アミノ酸類(メチオニン、L-トレオニン、タウリン、L-リジン、L-トリプトファン、L-カルニチン)、ミネラル類(炭酸カルシウム、クエン酸カリウム、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、塩化ナトリウム、銅アミノ酸キレート、マンガンアミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(塩化コリン、E、ニコチン酸、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、B1、ビオチン、A、B6、パントテン酸カルシウム、B2、D3、B12、葉酸)、酸化防止剤(混合トコフェロール)

 

※「」➡ 気になる食材

【食材の安全性】が「B」評価の理由

原材料の中に、気になる食材が「2点」ありました。

その「気になる食材」がこちら。

気になる食材内容危険性
鶏脂このフードには動物性油脂として、鶏脂が使用されています。「鶏脂」なので何の脂か分からないよりは質が良いといえますが、油脂類自体、賛否が分かれる食材です。
魚油魚油も、鶏脂と同じく油脂類の一種で賛否が分かれる食材なので、安全性に欠けるといえるでしょう。

どちらの食材も危険性は低いですが、確実に安全と断言することはできません。

そのため、【食材】の安全性は「B」評価にしています。

うちねこ

油脂の危険性を指摘する声もあるので、ちょっと心配です。

【評価項目③】『添加物』の安全性

キャットフードの評価項目③ 添加物の安全性

【添加物】の安全性

 

評価 B 10点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【添加物】の評価内容結果
猫の体に「危険な添加物」が使われていないか?気になる添加物が「2点」ある。

原材料

 

骨抜き鶏肉、エンドウマメ、エンドウでんぷん、乾燥卵、馬鈴薯でんぷん、エンドウタンパク、鶏脂(混合トコフェロールにて酸化防止)、植物発酵エキス、亜麻仁(オメガ-3脂肪酸源)、魚油(DHA(ドコサヘキサエン酸)源)、セルロースパウダー、馬鈴薯、乾燥アルファルファミール、キャノーラ油(オメガ-6脂肪酸源)、乾燥チコリ根、ターメリック、カラメル、サツマイモ、人参、グルコサミン塩酸塩、ブルーベリー、クランベリー、大麦若葉、パセリ、ユッカ抽出物、乾燥ケルプ、コンドロイチン硫酸、乾燥酵母、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵産物、乾燥黒麹菌発酵産物、乾燥トリコデルマ・ロンギブラキアタム発酵産物、乾燥バチルス・サブチルス発酵産物、ローズマリーオイル、アミノ酸類(メチオニン、L-トレオニン、タウリン、L-リジン、L-トリプトファン、L-カルニチン)、ミネラル類(炭酸カルシウム、クエン酸カリウム、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、塩化ナトリウム、銅アミノ酸キレート、マンガンアミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(塩化コリン、E、ニコチン酸、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、B1、ビオチン、A、B6、パントテン酸カルシウム、B2、D3、B12、葉酸)、酸化防止剤(混合トコフェロール)

 

※「」➡ 添加物

※「」➡ 気になる添加物

「B」評価の詳しい理由

『ブルーナチュラルベテリナリーダイエット』には、特に危険があるような「添加物」は入っていないので安心です。

ただ少し気になったのが「亜セレン酸ナトリウム」や「硫酸亜鉛」が入っていることです。

添加物役割
内容
危険性
亜セレン酸ナトリウムミネラル類濃度により毒劇物指定されている成分。「AAFCO」や「FEDIAF」では飼料添加物として認められているが、日本ではセレン化合物は、飼料添加物としては認められていない。
硫酸亜鉛防腐剤硫酸と亜鉛の塩であり、繊維工業、医薬品、また条件付きで食品添加物にも使用される成分。用途としては顔料(リトポンとして)、防腐剤などとして使用されるが、収斂性、防腐性、止血性を利用して医薬品として用いられ、とくに点眼薬として使用されている。

どちらも特別危険な添加物ではありませんが「確実に安全な添加物です」と断言することはできません。

そのため、【添加物】の安全性は「B」評価にしています。

うちねこ

「亜セレン酸ナトリウム」や「硫酸亜鉛」の安全性については不透明な部分もあって、少し不安ですね。

【評価項目④】『アレルギー』の安全性

キャットフードの評価項目④ アレルギーの安全性

【アレルギー】の安全性

 

評価 AA 20点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【アレルギー】の評価内容結果
アレルギーの原因になりそうな食材が入っていないか?特になし

原材料

 

骨抜き鶏肉、エンドウマメ、エンドウでんぷん、乾燥卵、馬鈴薯でんぷん、エンドウタンパク、鶏脂(混合トコフェロールにて酸化防止)、植物発酵エキス、亜麻仁(オメガ-3脂肪酸源)、魚油(DHA(ドコサヘキサエン酸)源)、セルロースパウダー、馬鈴薯、乾燥アルファルファミール、キャノーラ油(オメガ-6脂肪酸源)、乾燥チコリ根、ターメリック、カラメル、サツマイモ、人参、グルコサミン塩酸塩、ブルーベリー、クランベリー、大麦若葉、パセリ、ユッカ抽出物、乾燥ケルプ、コンドロイチン硫酸、乾燥酵母、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵産物、乾燥黒麹菌発酵産物、乾燥トリコデルマ・ロンギブラキアタム発酵産物、乾燥バチルス・サブチルス発酵産物、ローズマリーオイル、アミノ酸類(メチオニン、L-トレオニン、タウリン、L-リジン、L-トリプトファン、L-カルニチン)、ミネラル類(炭酸カルシウム、クエン酸カリウム、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、塩化ナトリウム、銅アミノ酸キレート、マンガンアミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(塩化コリン、E、ニコチン酸、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、B1、ビオチン、A、B6、パントテン酸カルシウム、B2、D3、B12、葉酸)、酸化防止剤(混合トコフェロール)

 

※「ピンク」➡ アレルギーの原因になるかもしれない食材

「AA」評価の詳しい理由

アレルギー症状を引く起こす食材はたくさんあり、どの食材でアレルギーになるのかは、それぞれ個体によっても違うので、どの食材が悪いのかを決めつけるのは非常に困難です。

特定の食材でアレルギーになる猫ちゃんもいれば、ならない猫ちゃんもいます。人間のアレルギーでも同じで、「卵」でアレルギーになる人もいれば、ならない人もいますよね。

ですが、
アレルギーの原因として報告されることが多い食材はいくつかありますので、その食材が入っているかどうかで安全性については評価したいと思います。

アレルギーの原因として報告されることが多い食材

 

  • 肉や魚のタンパク質
  • 小麦
  • 大豆
  • とうもろこし

では、これらの食材がブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」に入っているのかどうか?確認してみると。

アレルギーの原因として報告されることが多い食材使用 or 不使用使用食材
肉や魚のタンパク質使用骨抜き鶏肉、鶏脂、魚油
小麦不使用 なし
大豆不使用なし
とうもろこし不使用 なし

肉や魚のタンパク質は、猫ちゃんにとっては「主食」であり避けることはできないため、アレルギーの原因をなる食材としてはカウントしないでおきます。

それ以外の小麦や大豆、とうもろこしといった原材料は特に使用されていないため、

【アレルギー】の安全性は「AA」評価にしています。

うちねこ

鶏肉や魚などのアレルギーでなければ、特に心配をする必要はありません。

【評価項目⑤】『栄養成分値』

キャットフードの評価項目⑤ 栄養成分値の安全性

栄養値

 

「成猫」に対して:評価 AA 10点(10点満点中)

「子猫」に対して:評価    5点(10点満点中)

※【点数】『AA』10点、『A』8点、『B』5点、『C』3点、『D』0点

【栄養成分値】の評価内容結果
栄養値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているか?「成猫」の基準はクリアしているが「幼猫」の基準は満たしていない

「AA」評価の詳しい理由

ブルーナチュラルベテリナリーダイエットの栄養値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているのか比較してみると、

■「ブルーナチュラルベテリナリーダイエットの栄養値」と「AAFCOの栄養基準」を比較
栄養成分ブルーナチュラルベテリナリーダイエットAAFCOの基準(最小値 )
成猫用成猫幼猫
表記してある数値「水分」を取り除いた数値「水分」を取り除いた数値 
タンパク質26.0%以上約28.6%26.0%以上 30.0%以上成猫:
幼猫:
脂肪18.0%以上省略9.0%以上9.0%以上
粗繊維5.0%以下省略
灰分6.0%以下省略
水分9.0%以下0%ー ー 
マグネシウム0.12%以下 省略0.04%以上0.08%以上
カルシウム0.50%以上
0.90%以下
 省略0.6%以上1.0%以上成猫:
幼猫:
リン0.40%以上
0.70%以下
 省略0.5%以上0.8%以上成猫:
幼猫:
ビタミンE300
(IU/kg)
 省略40以上
(IU/㎏)
40以上
(IU/㎏)
タウリン
0.20% 省略0.1%以上0.1%以上
※成猫:1歳以上 幼猫:1歳未満
※「ー」は、基準値なし
※「AAFCO」とは:(米国飼料検査官協会)の栄養基準値
※「日本のペットフード協会」の基準もこの 「AAFCO」を参考にしています。

※「AAFCOの栄養基準」について詳しくはこちら>>

※「AAFCOの栄養基準」は水分を取り除いた数値ですので、「ブルーナチュラルベテリナリーダイエット」も水分を取り除いた数値で比較しています。

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」のすべての栄養値については公表されていないので、わかる範囲で比較してみました。

成猫に対しては、猫ちゃんにとって必須栄養素である「タンパク質」と「脂肪」の栄養値は、「AAFCOの基準」をしっかりクリアしているので安心です。

また、「他の栄養成分」についても一部基準をクリアしていることがわかります。

ただ、「子猫に対して」や「カルシウム・リン」の量が基準値をクリアしていませんが、このキャットフードは腎臓の負担を軽減するためのフードです。

ですので、あえてタンパク質やミネラル分を抑えてあるため、腎臓ケアが必要な猫(高齢猫など)にとっては、かなり良い食事だといえます。

以上の理由から、【栄養成分値】の評価は、

  • 成猫に対しては、「AA」評価
  • 幼猫に対しては、「B」評価
補足:注意
このフードは、どちらかと言えば「腎臓機能が低下する高齢猫向け」のフードですので、子猫には不向きです。

【評価項目⑥】『プラス』のポイント

キャットフードの評価項目⑥ プラスポイント

+ポイント

 

評価 +6点(10点満点中)

【プラス】の評価内容結果
その他に何か「プラス評価」のポイントはあるか?猫ちゃんの体に良い食材が「6種類」入っている。

「プラス」評価の詳しい理由

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」には、猫ちゃんの体に良い食材が「6種類」も入っています!

チコリー根
チコリーには水溶性食物繊維の一種であるイヌリンが多く含まれています。肝機能向上による解毒作用の強化、糖の吸収を穏やかにし血糖値の急上昇を防ぐと言われています。また、腸内の老廃物を排出する作用もあり、腸内環境の改善、便秘の解消などの効果も期待できます。
乾燥アルファルファミール
緑黄色野菜の王様」と言われているアルファルファを乾燥し、粉砕したものを「アルファルファミール」といいます。
「アルファルファ」とはマメ科の多年生牧草で、成分的にはアミノ酸が13種類、ミネラル類やビタミン類、食物繊維が豊富で、たんぱく質やカロチン、ビタミンEも多く含まれています。βカロチンは動物の体内に入ると レチノール(ビタミンA)に変化するなど、栄養満点な植物です。
クランベリー
クランベリーとは、ブルーベリーなどベリー類の一種で、猫ちゃんの尿路結石で多い「ストルバイト尿石症」の予防に効果があると言われています。クランベリーには「キナ酸」という成分が含まれており、キナ酸は体内に入ると馬尿酸に変わり、アルカリ性に傾いた尿を正常な範囲にもどしてくれる効果があります。
タウリン
タウリンは猫の体内で合成することができない、猫ちゃんにとっての「必須栄養素」の一つ。
亜麻仁
「亜麻仁」とはアマ科の植物である「亜麻」の種。近年では「スーパーフード」とも呼ばれ、必須脂肪酸であるオメガ3系α-リノレン酸やファイトケミカルが豊富で、食物繊維やタンパク質も多く含んでいます。
ユッカ抽出物
ウンチやオシッコのニオイを軽減する働きが期待できる。「ユッカシジゲラ」は、アメリカ南部からメキシコにかけての高地の砂漠に生育するリュウゼツラン科の植物です。

うちねこ

猫の体にやさしい食材が6種類も入っているのは、かなり嬉しいポイントですね!

【評価項目⑦】『マイナス』のポイント

キャットフードの評価項目⑦ マイナスポイント

-ポイント

 

評価 -0点

【マイナス】の評価内容結果
その他に何か「マイナス評価」のポイントはあるか?特になし

マイナス評価になるようなポイントは、特にありませんでした。

【総合評価】ブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」は、Bランク71点

評価項目
評価
成猫子猫
①【主原材料】15点
(20点満点中)
15点
(20点満点中)
②【食材】10点
(20点満点中)
10点
(20点満点中)
③【添加物】10点
(20点満点中)
10点
(20点満点中)
④【アレルギー】AA 20点
(20点満点中)
AA 20点
(20点満点中)
⑤【栄養成分値】AA 10点
(10点満点中)
5点
(10点満点中)
⑥【プラス】ポイント+6点+6点
⑦【マイナス】ポイント0点0点
総合得点71点
(100点満点中)
成猫の場合
66点
(100点満点中)
子猫の場合
総合評価

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット

療法食

KM 腎臓&関節サポート

 

総合評価 Bランク

少し気になる点はあるが、そこまで安全性に心配はないキャットフード!

\キャットフードアドバイザーの結論/

 

気になる点としては、

 

  • 油脂類(鶏脂、魚油)が含まれている。
  • 気になる添加物(亜セレン酸ナトリウム、硫酸亜鉛)が含まれている。

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」は、腎臓や関節の健康を考えて作られている療法食であり、健康な猫が食べるキャットフードとは栄養のバランスが少し異なります。

 

腎臓に負担をかけないようにするために、タンパク質やミネラルの量が抑えてあったり、健康的な関節の状態を維持するためにグルコサミンやコンドロイチンといった成分が含まれています。

 

なので、腎臓や関節のケアが必要な猫にとって、かなり好ましい食事といえるでしょう。

 

ただ、少し残念なのが、油脂類や危険性の低い添加物が一部含まれていることです。

 

特別危険な食材や添加物は含まれていないので、さほど心配する必要はありませんが、どうしても気になるという場合は、かかりつけの獣医師さんと相談することをおすすめします。

「評価ランク」と「得点」の詳細

評価ランク得点内容
「AAA」ランク100点何も言うことなしの完璧キャットフード!猫ちゃんの健康を最優先に考えるなら絶対にコレをあげるべき!!超おすすめのキャットフードです。
「AA」ランク90点以上安全性に何も問題ないおすすめキャットフード!
「A」ランク80点以上安全性の高い優良キャットフード!
「B」ランク70点以上少し気になる点はあるが、そこまで安全性に心配はないキャットフード!
「C」ランク60点以上気になる点がいくつかあり、安全性が少し心配なキャットフード!
「D」ランク50点以上安全性に心配があるおすすめできないキャットフード!
「E」ランク50点未満危険性がある要注意キャットフード!

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食の『その他の種類』の評価

うちねこ

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット「KM 腎臓&関節サポート」の評価は「Bランク」でしたが、他の種類はどうなのか?

他の種類についても調査してみました。

【他の種類】「KM 腎臓&関節サポート」「GI 消化器サポート」「HF 食物アレルギーに対する加水分解フード」「WU体重&尿路ケア・サポート」の評価

ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食の種類
ここでは、ブルーナチュラルベテリナリーダイエットのドライフードに絞って評価しています。

種類ブルーナチュラルベテリナリーダイエット療法食の種類
KM 腎臓&関節サポートGI 消化器サポートHF 食物アレルギーに対する加水分解フードWU体重&尿路ケア・サポート
対応年齢成猫~老猫対応成猫~老猫対応成猫~老猫対応成猫~老猫対応
第1主原材料骨抜き鶏肉骨抜き鶏肉加水分解サーモン骨抜き鶏肉
第2主原材料エンドウマメ乾燥チキンエンドウマメ乾燥チキン
その他の原材料多少の違いはありますが、ほぼ同じような内容です。 
タンパク質26.0%以上36.0%以上30.0%以上38.0%以上
脂肪18.0%以上14.0%以上14.0%以上11.0%以上
粗繊維5.0%以下5.0%以下4.0%以下13.0%以下
灰分6.0%以下8.5%以下7.25%以下8.0%以下
水分9.0%以下10%以下9.0%以下9.0%以下
カロリー/100g約396kcal約366kcal約370kcal約327kcal
評価BBBB

全4種類を調べてみた結果、原材料の内容に多少の違いはありますが、

その内容はほとんど一緒ため、4種類とも評価「Bランクになります。

うちねこ

どの種類も普通のキャットフードとは違い、療法食であるため、もし気になるキャットフードがある場合は動物病院で獣医師さんと相談した上で猫に与えるか決めましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。