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ロイヤルカナン療法食「猫」腎臓サポートの安全性は31点!口コミ評判・成分をキャットフードアドバイザーが評価!Eランクの理由とは?

ロイヤルカナン療法食「猫」腎臓サポートの安全性評価!口コミ評判・成分

タマちゃん

獣医さんに『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』を勧められたんだけど・・・

でも、ロイヤルカナンの安全性って実際どうなのかなぁ?

キャットフードって「良くない成分」や「危険な添加物」が入ってたりするから、猫ちゃんの健康を考えるとちょっと心配になって~。

正直、『ロイヤルカナン』はおすすめできないかなぁ~

うちねこ

そこで今回は、キャットフードの安全性が心配な人のために、『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』の安全性について徹底調査してみました。

キャットフードアドバイザーの結論

結論から先にお伝えすると、

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート』の安全性は、

 

  • 総合得点は「31点
  • 総合評価は「Eランク

 

\キャットフードアドバイザーから一言/

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』は、発がん性の疑いがある添加物が使われていたり、「気になる食材」や「アレルギーが心配な食材」がたくさん入っていたりと、

 

正直、猫ちゃんの健康を考えるとおすすめできないキャットフードです!!

 

ロイヤルカナンは、よく獣医さんが勧めるフードとして有名ですが、あまり鵜呑みにしない方がいいかもしれません。

今回は、『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート』の安全性を徹底調査した内容と、評価の結果が「Eランク」「31点」になった理由、また「世間の口コミ評判」についてもお話したいと思います。

この記事を最後まで読んでもらえれば、
『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート猫ちゃんにあげても本当に大丈夫かどうかわかると思いますので、ぜひ最後まで読んでください。

【評価対象】『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポートとは?

ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート』の種類

今回、安全性を評価する対象は、
ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート・ドライですが、

『腎臓サポート』は全部で5種類!

その5種類の『腎臓サポート』がこちら!

 

ロイヤルカナン 療法食 腎臓サポート 種類

  • 腎臓サポート ドライ
  • 腎臓サポート セレクション ドライ
  • 腎臓サポート スペシャル ドライ
  • 腎臓サポート ウェット パウチ
  • 腎臓サポート フィッシュテイスト パウチ

各種類のそれぞれの【違い】について、詳しくはこちらの記事で!▼

今回の評価対象は『腎臓サポート・ドライですが、他の種類についても後で評価したいと思います。

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート・ドライ』とは? 主な特徴と価格

ロイヤルカナン 腎臓サポート

主な特徴

ロイヤルカナン療法食『腎臓サポート』ドライ
栄養タイプ療法食
フードタイプドライフード
主原材料コーンフラワー
対応猫全年齢・全猫種 対応
カロリー392 kcal/100g
原産国フランス
  • 慢性腎臓病の猫に給与する目的で特別に調整された食事療法食
  • リンの含有量を0.3%に制限
  • 尿毒症やタンパク尿に配慮し、高消化性のタンパク質を適量配合

価格

500g1,485円(税込)アマゾン価格
2kg3,327円(税込)アマゾン価格
4kg6,023円(税込)アマゾン価格
1日の費用1年間の費用
91円33,395円
※2kg「3,327円」を買った場合
※体重「4kg」、1日の給与量「55g」の成猫で計算
※費用は「税込み」価格です。

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート・ドライの原材料と成分

キャットフードの原材料

原材料

原材料

 

コーンフラワー、米、動物性油脂、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、大豆分離タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維、コーン、コーングルテン、加水分解動物性タンパクチコリーパルプ、肉類(鶏、七面鳥)、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-アルギニン、DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se、クエン酸カリウム)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル

分かりやすいように「原材料」を色分けしています。

 

※「」➡ 気になる食材
※「」➡ 添加物
※「」➡ 危険な「添加物・食材」

うちねこ

いろいろと気になる食材や添加物が入ってるんだよね~。

成分

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート・ドライ』の栄養成分値
タンパク質23.4g15.7mg
脂肪17.3g1.53mg
食物繊維10.9g亜鉛20.9mg
灰分5.8gナトリウム0.41g
水分5.6gEPA+DHA428mg
炭水化物45.0gタウリン0.23g
カルシウム0.6gアルギニン1.63g
カリウム0.92gビタミンE61.2mg
リン0.31gビタミンC30.6mg
マグネシウム0.07gビタミンB群32.80mg
代謝エネルギー392 kcal/100g
※単位/400 kcal

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート・ドライを徹底評価!安全性が『Eランク』の理由とは?

ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート・ドライの安全性評価は「Eランク」!

うちねこ

安全性について徹底評価した結果、スバリ!安全性の評価は「Eランク」です!

安全性の評価
各項目を採点した結果、

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート』の総合評価は、

 

  • 総合得点は「31点
  • 総合評価は「Eランク

各項目を評価した結果!

7つの項目について、それぞれを評価した結果がこちらです。

「成猫」に対しての評価です。

評価項目評価点数
①【主原材料】の安全性5点
(20点満点中)
②【食材】の安全性10点
(20点満点中)
③【添加物】の安全性0点
(20点満点中)
④【アレルギー】の安全性5点
(20点満点中)
⑤【栄養値】8点
(10点満点中)
⑥【プラス】のポイント+3点
⑦【マイナス】のポイントなし
総合得点31点
(100点満点中)
【点数】※『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

※「子猫」に対しての評価は、また後ほど発表したと思います。

うちねこ

では、なぜ総合評価が「31点のEランク」なのか?

その理由について、順番に説明していきたいと思います。

【評価項目①】『主原材料』の安全性

キャットフードの評価項目① 原材料の安全性

【主原材料】の安全性

 

評価 C 5点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【主原材料】の評価内容結果
第1主原材料が「肉」or「魚」か?コーンフラワー
第2主原材料は?
品質に問題はないか?不明
主原材料の産地は?不明
※第1主原材料とは:原材料の中で1番多く使われている食材
※第2主原材料とは:原材料の中で2番目に多く使われている食材

原材料

 

コーンフラワー、米、動物性油脂、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、大豆分離タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維、コーン、コーングルテン、加水分解動物性タンパク、チコリーパルプ、肉類(鶏、七面鳥)、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-アルギニン、DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se、クエン酸カリウム)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

【主原材料の安全性】が「C」評価の理由

「C」評価の理由は、

  • 第1主原材料が「コーンフラワー(穀物)」で、「肉 or 魚」ではないから!
  • さらに、第2主原材料も「米(穀物)」だから!

「コーンフラワー」とは、トウモロコシが原料で、種皮と胚芽の部分を取り除いて胚乳を粉にしたもの。

値段が安い粗悪なキャットフードの主原材料は、主に「穀物」が多いのですが、『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』の主原材料も「穀物」です。

猫ちゃんは完全肉食動物なので、猫の体にとって一番必要な栄養素は「動物性たんぱく質です。

つまり、「お肉 or 魚」です!

猫ちゃんの健康を考えると、原材料の中で「お肉 or 魚」が一番多く使われているフードが好ましいわけで、その点について『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』は好ましくありません。

ただ、「穀物」=「悪いもの」と勘違いされている人も多いと思いますが、そういうわけではありません!

世間では、猫ちゃんは「穀物」を消化することが出来ないので「猫の体には良くない」と言われていますが、加熱調理されたキャットフードなら問題なく消化できますし、少量なら問題はありません。

むしろ、「穀物に含まれる食物繊維が猫ちゃんの腸内環境を整える働きがある」ので、少量の穀物なら猫ちゃんにとって必要な食材でもあります。

ですので、「穀物」自体が悪いわけではなく、その量に問題があります。

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』では、原材料の中で一番多く使われている食材が「穀物」になっていますので、その量に問題があります。

猫ちゃんに一番必要な食材は「お肉 or 魚」ですから。猫ちゃんの体に決していいとは言えません。

主原材料に「穀物」が使われる理由としては、「カサ増し目的」と「商品の原価を下げる目的」に使用されるケースがほとんどです。

また、コーンフラワーの原料であるトウモロコシは、「遺伝子組み換え」が多く行われている食物でもあります。

ペットフードには遺伝子組み換えを表示する義務がないので、遺伝子組み換えかどうかを判断することが出来ません。ですので、その安全性には不透明な部分もあります。

以上のことから、猫ちゃんの健康を考えるなら主原材料が「穀物」のフードは避けるべきなので、主原材料】の安全性は「C」評価にしています。

うちねこ

猫ちゃんは完全肉食動物なので、「お肉」が1番多く使用されているフードが1番おすすめです!

【評価項目②】『食材』の安全性

キャットフードの評価項目② 食材の安全性

【食材】の安全性

 

評価 10点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【食材】の評価内容結果
猫の体に良くない「危険な食材」が使われていないか?気になる食材が「7点」ある
品質に問題はないか?不明
食材の産地は?不明

原材料

 

コーンフラワー、米、動物性油脂、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、大豆分離タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維、コーン、コーングルテン加水分解動物性タンパクチコリーパルプ、肉類(鶏、七面鳥)、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-アルギニン、DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se、クエン酸カリウム)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

 

※「」➡ 気になる食材

【食材の安全性】が「B」評価の理由

原材料の中に少し気になる食材が「7点」あります。

その「気になる食材」がこちら。

気になる食材内容危険性
動物性油脂動物(牛肉・豚肉・鶏肉)などから抽出された油脂。栄養補助、嗜好性を高める役割で使用される。安全性に賛否あり
小麦タンパク小麦粉の中からタンパク質だけを抽出してつくる食品。小麦タンパク自体には問題ありませんが、原材料の中で4番目に多く使用されていることが少し気になります。そもそも猫ちゃんが多く必要としているタンパク質は「動物性たんぱく質」ですので、「植物性たんぱく質」である小麦タンパクを多く使用する意味が不透明です。また、猫ちゃんの中には「小麦アレルギー」を発症する猫ちゃんも多く、使用量が多いと「アレルギーの原因」になる場合もあります。
大豆分離タンパク 大豆の中からタンパク質だけを抽出してつくる食品。以下、上記同様。 低
コーン(とうもろこし)トウモロコシは、遺伝子組み換えが多く行われている食物です。ペットフードには遺伝子組み換えを表示する義務がないので、遺伝子組み換えかどうかを判断することが出来ず、その安全性には不透明な部分もあります。
コーングルテン
トウモロコシからデンプンを取り除いた「残りカス」。カサ増し目的で使用されることが多く不必要な原材料です。そこまでの危険性はありませんが、多く摂取すると「肥満やアレルギーの原因」になる可能性もあります。さらに、コーングルテンの原料であるトウモロコシは、遺伝子組み換えが多く行われている食物です。ペットフードには遺伝子組み換えを表示する義務がないので、遺伝子組み換えかどうかを判断することが出来ず、その安全性には不透明な部分もあります。
加水分解動物性タンパクコクやうまみをもたらす目的で加工食品に使われているアミノ酸混合物。主成分はペプチド、アミノ酸です。人間の食品(カップラーメンなど)にも広く使用されている成分で、実害の報告はないが発がん性を疑う声もあり、安全性は不透明です
チコリーパルプビートパルプ同様に、「カサ増し」や「食物繊維の増量」の目的で使用されている可能性あり。そこまでの危険性はないと思いますが、詳細は不明です。

これらの食材はその安全性に気になる部分があり、少し心配な食材です。

これらの食材が入っているからと言って「猫ちゃんの体に絶対に悪い!」とは言えませんが、その安全性には不透明な部分があるのも確かなので、

【食材】の安全性は「B」評価にしています。

うちねこ

少し不安が残る食材が入っているので、ちょっと心配です。

【評価項目③】『添加物』の安全性

キャットフードの評価項目③ 添加物の安全性

【添加物】の安全性

 

評価 D 0点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【添加物】の評価内容結果
猫の体に「危険な添加物」が使われていないか?発がん性の疑いがある添加物が使われている

原材料

 

コーンフラワー、米、動物性油脂、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、大豆分離タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維、コーン、コーングルテン、加水分解動物性タンパク、チコリーパルプ、肉類(鶏、七面鳥)、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-アルギニン、DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se、クエン酸カリウム)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル

 

※「」➡ 危険な添加物
※「」➡ 添加物

【添加物の安全性】が「D」評価の理由

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』には、発がん性の疑いがある危険な添加物が使用されているからです!

発がん性の疑いがある添加物とは、酸化防止剤として添付されている

  • BHA
  • 没食子酸プロピル

これらの添加物が入っているからと言って「絶対に病気になる!」とは言えませんが、リスクが指摘されているのも事実なので、猫ちゃんの健康を考えるなら避けた方がベターです!

ですので、【添加物】の安全性は「D」評価にしています。

 

■『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポートに使用されている危険な添加物
添加物
内容
危険性
BHA「BHA」とはブチルヒドロキシアニソールの略。酸化防止剤の役割として添付されている成分。発がん性の疑いがあり、人間への使用は禁止されている。
没食子酸プロピル酸化防止剤の役割として添付されている成分。発がん性の疑いがある 高
グリセリン脂肪酸エステル防腐剤として使用されいる食品添加物。きちんと加工されていないものには、発がん性物質が含まれている場合もあるようです。不明 

うちねこ

特に「BHA」は、人間への使用が禁止されている添加物でもあるので、正直おすすめはできません!

【評価項目④】『アレルギー』の安全性

キャットフードの評価項目④ アレルギーの安全性

【アレルギー】の安全性

 

評価 C 5点(20点満点中)

※【点数】『AA』20点、『A』15点、『B』10点、『C』5点、『D』0点

【アレルギー】の評価内容結果
アレルギーの原因になりそうな食材が入っていないか?気になる食材が「6点」ある

原材料

 

コーンフラワー、米、動物性油脂、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、大豆分離タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維、コーン、コーングルテン、加水分解動物性タンパク、チコリーパルプ、肉類(鶏、七面鳥)、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-アルギニン、DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se、クエン酸カリウム)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

 

※「ピンク」➡ アレルギーの原因になるかもしれない食材

【アレルギーの安全性】が「C」評価の理由

アレルギー症状を引く起こす食材はたくさんあり、どの食材でアレルギーになるのかは、それぞれ個体によっても違うので、どの食材が悪いのかを決めつけるのは非常に困難です。

特定の食材でアレルギーになる猫ちゃんもいれば、ならない猫ちゃんもいます。人間のアレルギーでも同じで、「卵」でアレルギーになる人もいれば、ならない人もいますよね。

ですが、
アレルギーの原因として報告されることが多い食材はいくつかありますので、その食材が入っているかどうかで安全性については評価したいと思います。

アレルギーの原因として報告されることが多い食材

 

  • 肉や魚のタンパク質
  • 小麦
  • 大豆
  • とうもろこし

では、これらの食材が『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』に入っているのか?確認してみると。

アレルギーの原因として報告されることが多い食材使用 or 不使用使用食材
肉や魚のタンパク質使用鶏・七面鳥・動物性タンパク
小麦使用 小麦タンパク
大豆使用大豆分離タンパク・大豆油
とうもろこし使用コーンフラワー・コーン・コーングルテン

肉や魚のタンパク質は、猫ちゃんにとっては「主食」ですので避けることはできませんが、

その他の食材で、アレルギーが気になる食材が6点!

  • 小麦タンパク
  • 大豆分離タンパク
  • 大豆油
  • コーン
  • コーンフラワー
  • コーングルテン

特に「小麦」は、アレルギーの原因として報告されることが多い食材で、「小麦アレルギー」にある猫ちゃんが多いので注意が必要です。

また、第1主原材料である「コーンフラワー」の原料は「とうもろこし」で、原材料の中で一番多く入っている食材が「とうもろこし」になるわけです!

これらの食材が入っているからと言って「絶対にアレルギーになる!」とは言えませんが、アレルギーの原因として報告されることが多い食材が「6点」も入っているのも事実!

以上のことから、【アレルギー】の安全性は「C」評価にしています。

うちねこ

「6点」もアレルギーの原因として報告されることが多い食材が入っているのは、ちょっと多いよね~。

【評価項目⑤】『栄養成分値』

キャットフードの評価項目⑤ 栄養成分値の安全性

栄養値

 

「成猫」に対して:評価 A 8点(10点満点中)

「子猫」に対して:評価 B 5点(10点満点中)

※【点数】『AA』10点、『A』8点、『B』5点、『C』3点、『D』0点

【栄養成分値】の評価内容結果
栄養値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているか?腎臓病用に調整されているので、基準を下回っている数値もある。

【栄養成分値】が「A」評価の理由

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』の栄養値は「AAFCOの栄養基準」を満たしているのか比較してみると、

■「ロイヤルカナンの栄養値」と「AAFCOの栄養基準」を比較
栄養成分ロイヤルカナン・腎臓サポートAAFCOの基準(最小値 )
全年齢対応成猫幼猫
表記してある数値「水分」を取り除いた数値「水分」を取り除いた数値 
タンパク質約22.9%24.2%26.0%以上 30.0%以上
脂肪約17%省略9.0%以上9.0%以上
食物繊維約10.7%省略
灰分約5.7%省略
水分約5.5% 0%ー ー 
炭水化物約44.1% 省略ー ー 
ナトリウム約0.4%省略0.2%以上0.2%以上 
カルシウム約0.6% 0.63%0.6%以上1%以上成猫:幼猫:
マグネシウム約0.07% 0.074%0.04%以上0.08%以上成猫:幼猫:
カリウム 約0.9%省略0.6%以上0.6%以上
リン 約0.3%省略0.5%以上0.8%以上
約157mg/㎏省略80以上80以上
約15.3mg/㎏省略5以上15以上
亜鉛約209mg/㎏省略 75以上75以上
EPA+DHA約0.42%省略
タウリン 約0.23%省略0.1%以上0.1%以上
アルギニン約1.6%省略 1.04%以上1.24%以上
ビタミンE約612mg/㎏省略40以上40以上
ビタミンC約306mg/㎏省略
ビタミンB群約328mg/㎏省略 
※成猫:1歳以上 幼猫:1歳未満
※「ー」は、基準値なし
※「AAFCO」とは:(米国飼料検査官協会)の栄養基準値
※「日本のペットフード協会」の基準もこの 「AAFCO」を参考にしています。

※「AAFCOの栄養基準」について詳しくはこちら>>

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』の栄養成分値について、かわっている範囲内で比べてみると、

「タンパク質」や「リン」「マグネシウム」などのミネラル分が基準値を下回っていますが、これは「腎臓病」の猫ちゃんが食べても大丈夫なように調整された結果ですので、腎臓病フードとしては当然の結果だと思います。

ですが、「腎臓病」に調整されていますので、健康な猫ちゃんや子猫に対しては栄養基準を満たしていない数値になるのでおすすめはできません。

ですので、『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』の栄養成分値の評価は、

  • 成猫に対しては、「A」評価
  • 幼猫に対しては、「B」評価

うちねこ

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』は、あくまで腎臓病用のフードなので、健康な猫ちゃんに不向きなのは当たり前なんだけどね~。

【評価項目⑥】『プラス』のポイント

キャットフードの評価項目⑥ プラスポイント

+ポイント

 

評価 +3点(10点満点中)

【プラス】の評価内容結果
その他に何か「プラス評価」のポイントはあるか?猫ちゃんの体に良い食材が「3種類」も入っている。

原材料

 

コーンフラワー、米、動物性油脂、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、大豆分離タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維、コーン、コーングルテン、加水分解動物性タンパク、チコリーパルプ、肉類(鶏、七面鳥)、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-アルギニン、DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se、クエン酸カリウム)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

 

※「オレンジ」➡ 猫ちゃんの体に良い食材

「プラス」評価の理由

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』には、猫ちゃんの体に良い食材がなんと「3種類」も入っています!

その「猫ちゃんの体に良い食材」がこちら。

フラクトオリゴ糖
難消化性のオリゴ糖。にんにく、アスパラガス、ねぎ、たまねぎ、ごぼう、大豆などに多く含まれる。低エネルギーの甘味料として利用されるほか、腸内の善玉菌を増殖活性化させて腸内環境を酸性に維持、免疫機能の強化、高脂血症の改善、便秘の改善、血糖値の抑制などの作用があるとされる。
マリーゴールドエキス
マリーゴールドはキク科の植物。抗炎症作用、生肌作用に優れたハーブで、皮膚に対する働きはカモミールと同等かそれ以上とも言われている。炎症を抑える作用は肌だけでなく、胃炎や胃潰瘍など、粘膜の炎症を緩和する働きも。また発汗や利尿作用があり、体から毒素を出してくれる作用もある植物です。
タウリン
タウリンは猫の体内で合成することができない、猫ちゃんによっての必須栄養素の一つ。

うちねこ

私たち人間にとっても健康にいい食材が使用されています。

【評価項目⑦】『マイナス』のポイント

キャットフードの評価項目⑦ マイナスポイント

-ポイント

 

評価 -0点

【マイナス】の評価内容結果
その他に何か「マイナス評価」のポイントはあるか?特になし

うちねこ

その他にマイナス評価になるようなポイントは、特にありませんでした。

【総合評価】『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート・ドライは、Eランク31点

評価項目
評価
成猫子猫
①【主原材料】5点
(20点満点中)
5点
(20点満点中)
②【食材】10点
(20点満点中)
10点
(20点満点中)
③【添加物】0点
(20点満点中)
0点
(20点満点中)
④【アレルギー】5点
(20点満点中)
5点
(20点満点中)
⑤【栄養値】8点
(10点満点中)
5点
(10点満点中)
⑥【プラス】ポイント+3点+3点
⑦【マイナス】ポイントなしなし
総合得点31点
(100点満点中)
成猫の場合
28点
(100点満点中)
子猫の場合
総合評価

ロイヤルカナン療法食

腎臓サポート・ドライ

 

総合評価 Eランク

危険性がある要注意キャットフード!

キャットフードアドバイザーの結論

ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』について、キャットフードアドバイザーから一言!

 

一番気になる点は、発がん性の疑いがある添加物が使われているところです!

 

他にも、「穀物」が主原材料になっていたり、「気になる食材」や「アレルギーが心配な食材」がたくさん入っていたりと、

 

正直、猫ちゃんの健康を考えるとおすすめできないキャットフードです!!

 

ロイヤルカナンは、よく獣医さんが勧めるフードとして有名ですが、あまり鵜呑みにしない方がいいかもしれません。

 

獣医さんも商売ですから、猫ちゃんのためではなく、単純に取引のあるフードをお金のために勧めているだけ!の可能性もあると思います。

 

すべての獣医さんが「そう」とは限りませんが、本当に猫ちゃんを守れるのは飼い主さんだけだと思いますので、頭の片すみにでも置いておいてください。

「評価ランク」と「得点」の詳細

ランク得点内容
AAA100点何も言うことなしの完璧キャットフード!猫ちゃんの健康を最優先に考えるなら絶対にコレをあげるべき!!超おすすめのキャットフードです。
AA90点以上安全性に何も問題ないおすすめキャットフード!
A80点以上安全性の高い優良キャットフード!
70点以上少し気になる点はあるが、そこまで安全性に心配はないキャットフード!
60点以上気になる点がいくつかあり、安全性が少し心配なキャットフード!
50点以上安全性に心配があるおすすめできないキャットフード!
50点未満危険性がある要注意キャットフード!

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポート口コミや評判ってどうなの?

タマちゃん

このサイトの総合評価は「E」ランクだけど、世間での評判はどうなのかなぁ?

たしかに世間での評判も気になるよね。

トラくん

そこで、実際に『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』を与えている人のリアルな感想はどうなのか?調べてみました。

独自のアンケート調査について

 

アンケート調査した内容は、私が個人的に行った完全オリジナルの調査結果です。

公式HPやアマゾンレビューには載っていない「実際のリアルな感想」が当サイトのみで確認できる内容になっています。

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』の良い口コミ

雑種(オス3歳・メス5歳)

満足度★★★★4.5

飼い猫が尿道結石になり動物病院での治療にロイヤルカナンが渡されました。動物病院の通院が終わっても引き続き同じロイヤルカナンをずっと食べさせています。体質的にも尿道結石になりやすいようで少し違うものを食べると体調を崩すようで愛用しています。たまには違うものをと油断して食べさせていると再発してしまったりしたのでロイヤルカナン以外は買わなくなりました。たまのオヤツ以外はロイヤルカナンで食事管理が出来ていると思います。

雑種(オス6歳)

満足度★★★★4.5

腎臓機能の回復と便通も良くなってきているので、今後も他の症状が出始めるまでは変えずに与えようと思っています。家族全員が動物好きな事もあって、料金は少し高めですが特に気にしていません。有名なメーカー、獣医さんでも進められるフードなので安心してあげる事が出来ます。猫は、最初は匂いを嗅いで警戒していましたが、食べるようになってからは、お皿にご飯がないと鳴いて知らせてくれるくらいになりました。別なフードを少し混ぜた時もありましたが、ロイヤルカナンの方しか食べなかったので、愛猫も好きで食べていると思います。

雑種(オス10歳)

満足度★★★★4.5

動物病院の先生に勧められたのと、その病院で売っていたのですぐに購入しました。最初は小さい試食の袋をくれたのですが、先生の話を聞いて凄く良さそうでしたので即購入を決めました。値段が高くてビックリしましたが、それだけ良いフードなのだろうと思いました。与えてみて凄く良かったです。正直、値段が高いので継続するのは大変ですが、猫が健康で長生き、また病気の防止になってくれれば、そんなこと苦になりません。また、美味しそうに食べてくれるので満足しています。猫も気に入ってくれているようです。

『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』の悪い口コミ

雑種(メス18歳)

満足度★★★★★2.0

病名はつきませんでしたが、高齢で腎臓機能が低下していると指摘されました。うちの猫の場合は手であげて最初の2.3粒だけ食べてくれましたが、それ以上は進まず、またお皿に入れたものは見向きもしない状態でした。高齢でドライフードもウエットフードも食べるものは長年決めていたせいもあると思います。

雑種(オス9歳)

満足度★★★★3.0

動物病院で検査を受けた際、腎臓病の予備軍であり、このままの生活を続けていれば、いずれ悪化すると獣医から診断されました。その際、その獣医から薦められたキャットフードがロイヤルカナンだったので、試供品を試しに与えたら食べてくれたので買うことにしました。食いつきは悪くありません。少し嫌そうにしている素振りはありますが、切り替えたサイエンスダイエットでも同じ様な反応をしています。ただ、通常のキャットフードと比べると食べる量が少ないです。腎臓病になると食べる量が減ると聞いたので心配です。

ミックス(18歳)

満足度★★★★3.0

最初は食いつきがよくて、複数サンプルをいただいたなかから、この商品を選びました。ところが、少し粒が大きいためなのか、それとも、腎臓疾患から来た影響なのか、よくわかりませんでしたが、以前に比べて嘔吐の回数が多くなったように思えました。この子には合わない、と感じて、他の商品に切り替えてみました。

『ロイヤルカナン療法食「猫用」腎臓サポートの最安値は?「アマゾン・楽天・公式サイト」の価格を比較してみた。

タマちゃん

ところで、『ロイヤルカナン療法食・腎臓サポート』って、どこで買えば一番安いのかなぁ?
確かに気になるよね~。そこで、アマゾン・楽天ではいくらで販売されているのか?調べてみました。

トラくん

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