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猫の室内飼いがすごく臭い!家の部屋飼いでも全く臭わない対策5選!賃貸の人必見!猫の匂い対策に部屋が臭わなくなる方法をまとめてみました。

猫のトイレが臭い

猫の臭いは対策次第で大きく軽減できる!

「猫を室内飼いしはじめてから、部屋が臭い…」という悩みは、猫を飼っている多くの人が経験しています。

私も猫を一匹飼っていますが、飼い始めた当初は部屋の臭いが気になっていました。

しかし、臭い対策をしてから、猫の臭いはほとんど気にならなくなったのです。

そこで今回は、猫を室内飼いしていて「臭い」と感じている飼い主さんのために、おすすめの対策や臭いの原因を詳しく解説していきます。

この記事では、

  • 猫を室内飼いしている時の臭いの原因
  • 「賃貸マンションでもできる」おすすめの臭い対策
についてお話したいと思います。

「なぜ猫を飼っていると部屋が臭うの?」部屋が臭い4つの原因!

なぜ猫を飼っていると部屋が臭うの?

部屋の臭い対策をするには、まず臭いの原因を突き止めることが重要です。

猫の室内飼いで部屋が臭いと感じる原因は、主に以下の4つが考えられます。

部屋が臭い原因

  1. 猫用トイレが臭いの原因になっている
  2. 猫のマーキングが臭いの原因になっている
  3. 猫の体臭が原因になっている
  4. 猫の餌が臭いの原因になっている

大体の場合は、上記のどれかが臭いの原因になっているため、それぞれの詳細について解説していきます。

【理由①】猫用トイレが臭いの原因になっている

最もありがちな臭いの原因として挙げられるのが、猫用トイレです。

猫用トイレは人間用のトイレとは違い、排泄物を毎回取り除いてあげる必要があります。

そのため、こまめに猫用トイレを掃除してあげないと、すぐに室内が臭くなってしまうのです。

キャットフードによっては便が臭くなる餌もあるため、そのようなキャットフードを食べさせている場合はより一層こまめに猫用トイレを掃除してあげる必要があります。

【理由②】猫のスプレーが臭いの原因になっている

猫は「スプレー」という行動をとることがあります。

スプレーとは、自分の存在を周りにアピールするために行う猫の習性です。

自分の縄張りの中で、濃い臭いの尿をスプレーのように飛ばして「ここは自分の場所だ」と周りに知らせたり、「自分はここにいるよ!」と異性にアピールしたりするのです。

猫はこのスプレー行動を、猫用トイレではない場所で行うことがあります。

家具やカーペット、飼い主さんの物に向かってスプレーすることもあり、そのせいで部屋が臭いと感じてしまうこともあるのです。

【理由③】猫の体臭が原因になっている

猫はきれい好きな生き物なので、基本的に体臭はしません。

しかし、何らかの病気で口臭がきつくなっていたり、お尻周りが汚れやすくなっていたりする場合は、猫の体臭のせいで部屋が臭うことがあります。

また、怪我や病気の関係で毛づくろいをしない場合も、体の汚れがどんどん溜まっていってしまうため、猫の体臭がきつくなる傾向にあるのです。

猫自身が臭い場合は、体のどこから臭ってきているのか調べましょう。

【理由④】猫の餌が臭いの原因になっている

猫の餌をずっと放置していると、徐々に傷んできてしまいます。

特に、夏にウェットタイプのキャットフードを放置している場合、傷むスピードが非常に速いため、注意が必要です。

ウェットタイプのキャットフードを与えている飼い主さんは、餌が傷んでいないかどうか常に気にするようにしましょう。

賃貸マンションでもできる!【猫の臭い対策5選】

賃貸マンションでもできる!【猫の臭い対策】

臭いの原因についてお分かり頂けたと思うので、それを踏まえた上での臭い対策を紹介していきます。

広い庭がついている持ち家だったら、臭い物(猫の排泄物など)を外に出しておくといった方法もできますが、賃貸物件だとベランダしかないというケースも多いため、臭い物を外に出すと近所迷惑になることもありますよね。

しかし、今回紹介する対策は、賃貸物件でも実現できるものばかりです。

なので「賃貸物件でベランダしかない」という人や「外に臭い物を出しておくのは気が引ける」という人も、ぜひ参考にしてみてください。

【対策①】ペット用の消臭スプレーで対策

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猫のマーキングや粗相などで家具やカーペットが臭い場合は、ペット用の消臭スプレーを使いましょう。

上記のような「猫のマーキング専用の消臭スプレー」も出ているので、マーキングの臭いを消したい時はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

ただし、消臭スプレーで対策をしても、猫がスプレーをピタッとやめるわけではありません。

スプレーをやめさせる対策として最も効果的なのは、去勢手術や避妊手術を受けさせることです。

異性にアピールするためにスプレーを行っている猫は非常に多いため、繁殖させる計画を立てていないのであれば手術を受けさせましょう。

去勢手術や避妊手術を受けさせることによって、発情期特有の猫のストレスを解消してあげることもできますし、メス猫の望まぬ妊娠を避けることもできます。

【対策②】こまめに猫用トイレを掃除して対策

こまめに猫用トイレを掃除して対策

猫用トイレの掃除をこまめにやっていないのであれば、掃除の回数を増やしましょう。

最低でも1日1回は掃除するようにし、可能であれば猫が排泄した直後に掃除することをおすすめします。

特に、便の臭いはきつい傾向にあるため、猫が排便をしたらできるだけ早く掃除してあげるのがポイントです。

また、猫の排泄物をそのままゴミ箱に捨てているという方もいるかもしれませんが、それだけだと捨てた排泄物から臭いがしてしまう可能性があります。

なので、猫用トイレの掃除の際は、二重にしたビニール袋の中に排泄物を捨てて、さらにそれを蓋付きのゴミ箱や密閉できるケースの中に入れておくと良いでしょう。

私はこの方法で猫用トイレを掃除するようになってから、猫の排泄物の臭いが気にならなくなりました。

こまめに掃除できない人におすすめ『システムトイレ』

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ちなみに「猫用トイレをこまめに掃除したいけど、外出することが多くて実現が難しい」という場合は、システムトイレに変更するのもおすすめです。

システムトイレとは、尿を吸収してくれる消臭シートを敷いておくタイプのトイレです。

尿を吸収するだけでなくしっかりと消臭をしてくれますし、シートの交換は数日に1回程度で良いため、猫用トイレをこまめに掃除できない人にとって非常に役立ちます。

ただし、便は普通の猫用トイレと同じように猫砂の上に残ってしまうため、できるだけ早めに片づけることを心がけましょう。

【対策③】空気清浄機や換気で対策

猫用トイレをこまめに掃除し、スプレー対策をしたにも関わらず、部屋の臭いがまだ気になるという場合は、空気清浄機を取り入れてみたり、こまめに換気をしてみましょう。

そうすることによって、部屋の臭いをさらに軽減できるはずです。

猫を飼っている場合は、加湿機能や集塵機能(細かい塵を集める機能)がついている空気清浄機を選ぶと、室内で程よい湿度を保つことができますし、猫の毛やダニを除去することもできるのでおすすめです。

【対策④】餌が臭う場合は餌を変えて対策

猫の餌が傷みやすい場合は、いっそのこと餌を変えてしまうのもひとつの方法です。

ウェットフードよりもドライフードの方が、比較的臭いは抑えられますし、傷むスピードも遅いため、食べ残しが多い猫を飼っている場合はドライフードに切り替えてみるのもよいでしょう。

ただし、病気のケアのためにウェットタイプの療法食を食べさせている場合は、獣医師との相談が必須です。

フードが傷みやすいことや、食べ残しが多いことを獣医師に話した上で、ドライフードに変えても良いか相談しましょう。

【対策⑤】猫の体臭が臭っている場合の対策

猫の口臭が臭う場合は歯周病の可能性があります。

そして、歯周病になっている口で体中を毛づくろいした場合、当然その臭いが全身にも移ってしまいます。

そのため、歯周病の疑いがある場合は動物病院で診てもらい、適切な治療をしてもらいましょう。

ちなみに、毛づくろいをほとんどしていない場合も、何らかの病気やストレスを抱えている可能性があるので、動物病院に連れていくことをおすすめします。

また、猫のお尻周りが臭う場合は、肛門腺が汚れている可能性が考えられます。

猫の体質によっては、肛門腺という場所に膿が溜まってしまうのですが、別にこれは病気ではありません。

とはいえ、そのままにしておくと臭いの原因を断つことができないため「肛門腺絞り」という作業を定期的に行う必要があります。

肛門腺絞りは慣れれば自宅でも簡単にできますが、初めて行う場合は慣れないですし、猫がびっくりして怒り出す可能性もあるため、初めのうちは動物病院で教えてもらうと良いでしょう。

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