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猫に水を飲ませる一番いい方法!ちょっとした8つの工夫と水分量とは!尿路結石、膀胱炎、腎不全の予防に最適な水分摂取の方法をご紹介!

タマちゃん

うちの猫ちゃんが「尿路結石」になっちゃって・・・

予防のために「水分」をたくさん取らせたいんだけど、どうやったらたくさん飲んでくれるかなぁ?

猫ちゃんに水を飲ませるって大変だよね!

でも、ちょっとした工夫で飲んでくれることもあるから、色々試してみた方がいいよ。

トラくん

今日のポイント(結論)

スバリ!

猫に水を飲ませる一番おすすめの方法は、
キャットフードを「お湯でふやかす」方法!

他にも、水を飲ませる色々な工夫がありますが、
大事なのは「水を自然に飲んでくれる環境作り」です!

猫ちゃんが病気になってしまって、その予防のために、
「水分をたくさん飲めせたい!」
「けど、全然飲んでくれない!」
と困っている飼う主さんも多いのではないでしょうか。

特に、「尿路結石」や「膀胱炎」「腎不全」などの予防には「水分の摂取」がとっても大事!

無理やり飲ませることも出来ないので、
どうしたらたくさん飲んでくれるのか悩んじゃいますよね。(。>д<。)

そこで今回は、
猫に水を飲ませる「一番いい方法」と、猫が進んで水を飲んでくれるようになる「ちょっとした工夫」をご紹介したいと思います。

猫が水を飲まないのは「病気」だけが原因じゃない!

タマちゃん

猫ちゃんが水を飲まないのって「病気」のせいなのかぁ?
「病気」のせいかもしれないけど、そもそも猫は水をあまり飲まないからね~。

トラくん

そもそも、猫は「水を飲まない」生き物!

猫ちゃんが水を飲まない原因は、
「病気のせいかも!」と思ってしまう人も多いと思いますが、

そもそも、猫は水をあまり飲まない生き物です。

もちろん「病気が原因」で飲まない場合もありますが、
猫ちゃんの性質上の問題もあるので、そのことも知っておいてください。

水を飲まないから「尿路結石」になりやすい!

猫ちゃんがなりやすい病気の1つが「尿路結石です。

なぜ、猫は「尿路結石」になりやすいのかと言うと、
猫は水をあまり飲まない生き物なので、「尿の濃度」が濃くなりやすいからです!!

「尿」が濃くなると、尿の成分が結晶化してしまい「石」になるわけです。

つまり、
「尿路結石」の予防には、「尿」を薄めることが大事で、

そのためには「水分の摂取」がものすごく大事!ということです。

補足

 

ちなみに、
特に「オス猫」は、尿道が細長く詰まりやすいので「尿路結石」になりやすく、
「オス猫」は一生で一度は「尿路結石」になると言われるほどです。

▼『猫の尿路結石について』詳しくはこちら▼

猫 アトピー性皮膚炎猫が尿路結石かも!?その症状と原因!予防方法は?自然治癒で治るの?

猫に水を飲ませる「おすすめの方法」とは!

一番おすすめの方法は、「キャットフードをふやかして」食べさせる!

では、ここからが本題!

ズバリ!

猫に水を飲ませる「一番おすすめの方法」は、
キャットフードを「お湯でふやかして」食べさせる方法です!

「ドライフード」タイプのものを「お湯でふやかして」食べさせることで、

水分をたっぷり含んだエサになり、
水を直接飲んでくれなくても、「ご飯」を食べるだけで「水分摂取」が可能になります。

そもそも水をあまり飲まない猫ちゃんに、水を飲ませる作業は大変なことですが、

この方法なら「ご飯を食べるだけで水分摂取ができる」ので難しいことはありません。

無理やり水分を飲ませるわけではないので、
飼い主さんにとっても、猫ちゃんにとっても「やさしい方法です。

「尿路結石」「膀胱炎」「腎不全」の予防にもおすすめ!

先程もお話しましたが、
「尿路結石」や「膀胱炎」「腎不全」などの予防には「水分の摂取」がとっても大事!

キャットフードを「お湯でふやかす」方法なら、
ご飯を食べるだけで「水分摂取」ができて、簡単に病気予防になるのでおすすめです。

水よりも「ぬるま湯」がおすすめ!

タマちゃん

ところで、「水」じゃダメなの? やっぱり「お湯」の方がいいの?

おすすめは、水よりも「ぬるま湯です。

お湯の方がフードをふやけやすいですし、
温めると「フードの香りがたつ」ので、猫ちゃんの「食欲を刺激する」効果もあります。

ただ、温度には注意してください。
熱々だと猫ちゃんは食べられませんので、人肌程度の「ぬるま湯」がおすすめです。

キャットフードの「ふやかし方」について詳しくはこちら▼

猫の餌!カリカリのドライフードをふやかす一番いい方法と注意点とは!

食べない場合は、徐々に慣らす必要あり!

ただ、急に「ふやかしたキャットフード」をあげると、
「これ、食べても大丈夫なの?」と警戒して食べてくれない場合があるので、

そんな場合は徐々に慣らしていく必要があります。

猫ちゃんはとっても警戒心の強い生き物で、
一度身につけた習慣をなかなか変えることができない生き物です。

また、猫には「生後6ヶ月」までに口にしたものを生涯「食べ物として認識」するが、それ以外は「食べ物として認識しない」という性質があります。

ですので、
食べ物が変わると警戒して食べてくれない場合があるのです。

食べてくれない場合は、
「今までのキャットフード」と「ふやかした物」を混ぜて、

はじめは「ふやかした物」を少量にして、徐々に量を増やして慣らしていってあげてください。

「ウェットフード」のあげ過ぎには注意!

タマちゃん

水分を含んだ食べ物がいいなら、「ウェットフード」でもいいの?
「ウェットフード」でもOKだけど、あげ過ぎには注意してね。

トラくん

もちろん、水分を多く含んだウェットフード(缶詰など)でもOKですが、

毎日のご飯が「ウェットフード」だと、こんなデメリットもあります!

デメリット

 

  • 金銭的にかなりの負担に!
  • ウェットフードばっかりだと栄養が偏る!
  • ウェットフードに慣れて、ドライフードを食べなくなる!

水分を取らせるという意味では、
「ウェットフード」は有効な手段ですが、

こんなデメリットもあるので、「ウェットフード」のあげ過ぎにも注意が必要です。

猫に水を飲ませる「8つの方法」と工夫

猫ちゃんはとってもデリケートな生き物なので、
ちょっとしたことが原因で「水」を飲まいないことも多々あります。

ですので、猫に水を飲ませる方法としては、いろんなことに気をつけてあげる工夫が必要に!

【方法①】水を「ぬるま湯」にする

猫ちゃんによっても好みはさまざまですが、

冷たい水を嫌がる猫ちゃんもいるので、
水を少し温めて、人肌程度の温度にしてあげると喜んで飲んでくれる場合があります。

【方法②】沸騰させてカルキを飛ばす

猫ちゃんは「におい」にとっても敏感なので、
「カルキ」の匂いが嫌で飲まない場合があります。

ですので、
一度沸騰させ「カルキ」を飛ばしてあげて、それを冷ましてあげると飲んでくれる場合があります。

【方法③】流れる水を飲めるようにする工夫

猫ちゃんは「容器に入った水」があるのに、
なぜかそれは飲まず「蛇口の水」や「トイレ」「お風呂場」の水を好んで飲む場合がありますよね。

ですので、それに近い環境である「流れる水」を用意してあげると喜んで飲んでくれます。

おすすめは「自動給水器」!

約5,000円ほどで買えるので非常におすすめです。

【方法④】常に新鮮な水を用意する工夫

古くなった水は飲んでくれない場合があるので、
常に「新鮮な水」を用意してあげてください。

最低でも「1日に1回」は新しい水に変えてあげてください。

【方法⑤】水を入れる容器は常に清潔に!

猫ちゃんはキレイ好きな生き物なので、
器が汚れているだけでも飲んでくれない場合があります。

常に「清潔な器」にしてあげてください。

【方法⑥】器を洗剤で洗わない工夫

猫ちゃんは「におい」にとっても敏感です。
器を洗剤で洗うと「洗剤の匂い」が残ってしまい、その「におい」が原因で飲まない場合があります。

ですので、
猫ちゃんの器を洗う場合は、洗剤を使わずに「水洗い」だけにしてあげてください。

【方法⑦】いつでも水が飲める状態にする工夫

猫ちゃんがいざ水を飲もうとした時に、「水が飲めない環境」だとせっかくのチャンスを失うことになります。

ご飯の時間だけじゃなく
いつでも水が飲めるように猫ちゃんの「通り道」に水を置いてあげてください。

また、上記でお話したような「猫ちゃんが嫌がるような原因」が発生しないように常に注意してあげてください。

【方法⑧】スポイトで無理やり飲ませる!

病気や老衰で、動けないような状態の場合は、
「スポイト」などを使って、無理にでも口に水を流し込んであげてください。

猫に飲ませる「水の量」は1日どれぐらい?

猫に必要な「水分量」の目安

猫ちゃんに必要な「1日の水分量」は、

体重1kgあたり「約50ml前後」です。

各体重ごとに「必要な水分」を表にするとこんな感じ。

体重1日に必要な水分量
1kg約50ml前後
2kg約100ml前後
3kg約150ml前後
4kg約200ml前後
5kg約250ml前後
6kg約300ml前後

ちなみに、
この量はあくまで目安なので「絶対にこの量の水を飲まないといけない!」というわけではありません。

人間でも1日に必要な「栄養素」や「水の量」の基準がありますが、その基準を守れてる人ってあまりいないですよね。(*^_^*)

水の飲み過ぎは「病気」のサイン!

ちなみに、
猫ちゃんがいつも以上に水を飲んでいる場合は、病気のサインかもしれません!

猫は水をあまり飲まない生き物なので、必要以上に飲んでいる場合は異常な証拠!

「いつもはあまり飲まないのに、最近よく水飲むなぁ~」
と感じたら、猫ちゃんの様子を注意深く観察してあげてください。

自然に水を飲んでくれる「環境作り」が大事

また、猫ちゃんが飲んだ「水の量」を正確に計るってなかなか難しいですよね。

しかも、それを毎日管理するって簡単に出来ることではありません!

ですので、「水の量」を気にするよりも、
猫ちゃんが「自然に水を飲んでくれる環境」を作ることが大事になってきます。

その中で一番簡単で効果的なのが、

キャットフードを「お湯でふやかして」食べさせる方法!というわけです。

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