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猫に芳香剤は危険!?消臭剤は安全なの?おすすめの置き型消臭剤4選!

猫に芳香剤は危険!?消臭剤は安全なの?おすすめの置き型消臭剤4選!

猫ちゃんはとても可愛いですが、どうしても動物がいると自宅の臭いが気になります。

そこで臭い対策として芳香剤や消臭剤を使っている飼い主さんもいますよね。

ですが実は、芳香剤や消臭剤の中には猫ちゃんに危険があるものもあるのです!

この記事では、

  • 猫に「芳香剤」が危険な理由
  • 猫の臭い対策には、「消臭剤」がおすすめな理由
  • おすすめの安全な置き型「消臭剤」4選
についてお話したいと思います。

猫に芳香剤は危険?そもそも芳香剤ってどんなもの?

猫に芳香剤は危険?そもそも芳香剤ってどんなもの?

芳香剤の特徴にはこのようなことがあります。

芳香剤の特徴

 

  • 香りをだす
  • 基本的には消臭効果はない
  • 匂いが混ざって嫌な臭いとなることもある

芳香剤の最大の特徴は、香りを出すことです。

身近なものでいうと香水のようなものなので、臭いに香りを被せるようなイメージです。

そのため臭いを消すことはできませんから、場合によっては匂いが混ざり、よりキツイ臭いとなることもあります。

そのため猫ちゃんがいる家にはあまり向いていません。

猫ちゃんの飼い主さんならよく知っていると思いますが、猫ちゃん自体は嫌な臭いはしませんよね。

猫ちゃんの悪臭といえば「トイレの臭い」なので、トイレのアンモニア臭と混ざってなんともいえない臭いとなることがあります。

芳香剤は猫に危険!危険な理由とは?

猫ちゃんには芳香剤は危険といわれていますが、その理由はこのようなことからです。

危険な理由

 

  1. 鼻がいいので香り酔いすることがある
  2. 配合されている植物成分によっては危険がある

【理由①】鼻がいいので香り酔いすることがある

芳香剤は香りがでますから、鼻の良い猫ちゃんにとっては香りがきついことが多いです。

猫ちゃんは基本的に鼻で呼吸しますし、食べられるかどうかなども鼻で確認します。

ですから猫ちゃんにとって鼻はとても大事なのです。

そんな大事な鼻が香りでマヒすることがないように、できるだけ香りがないものを使ってあげるようにしましょう!

【理由②】配合されている植物成分によっては危険がある

そして「植物成分について」ですが、猫ちゃんには苦手な植物が多くあります。

芳香剤の香り成分にも色々とありますが、特にこういった成分は危険です。

危険な芳香剤の特徴

 

  • アロマなど精油が配合されているもの
  • 植物エキスが配合されているもの

こういったものは腎臓系の病気になることもありますし、命を落とすこともあるので使わない方が良いです。

特にアロア、精油、エッセンシャルオイルと書いてあるものは「絶対にNG」です!

中には全く問題がない芳香剤もあるかもしれません。

ですが、猫ちゃんがいるなら基本的に芳香剤は使わない方が無難です。

猫に消臭剤は危険?そもそも消臭剤ってどんなもの?

猫に消臭剤は危険?そもそも消臭剤ってどんなもの?

消臭剤にはこのような特徴があります。

消臭剤の特徴

 

  • 臭いを吸収して消す
  • 良い香りはしない

消臭剤は芳香剤とは違い、「臭いを消すことができるもの」です。

種類はいくつもありますが基本的には香りはせず、臭いの元を吸収・分解して無臭に変えていきます。

そのため部屋の嫌な臭いと混ざることもないので、猫ちゃんがいる家には向いています!

消臭剤は猫に向いている!でも中には危険な商品も!

消臭剤は臭いを吸収するものなので猫ちゃんに向いています。

ですが、こういった消臭剤は猫ちゃんにとって危険性があるといわれています。

危険な消臭剤

 

  • 臭いを包み込むタイプの消臭スプレー
  • 塩素系の消臭スプレー

どちらもスプレータイプの消臭剤ですが、スプレータイプは部屋に直接使いますよね。

臭い成分を包むタイプの消臭スプレーは、臭い成分に膜を張り、床などに落ちます。

すると猫ちゃんの口に入ることがあるのです。

「ファブリーズは危険」といわれることがありますが、ファブリーズはこのタイプの消臭剤です。

また、塩素系は臭い成分を分解していきますが、塩素分子が残ることになります。

そのため同じく猫ちゃんの体に入ってしまうことがあるので危険性があるとされています。

ペット用品は「猫が舐めても大丈夫」とアピールして販売されているものがありますよね。

しかし「飲んでも大丈夫」とは書かれていません。人間もそうですが、口の中というのは強いのです!

口の中は唾液があるのでケガも治りやすいですし、殺菌作用があります。

そのため口の中は他の部分よりも強いので、「猫が舐めても大丈夫」と「猫に全くの無害」はイコールではありません!

猫に安全な消臭剤もある!安全な消臭剤の特徴とは?

芳香剤は危険がある、消臭剤も危険があるとなると何を使ったらいいのか分からなくなります。

ですが、おすすめの安全な消臭剤もあるのでこういったものを選びましょう。

安全な消臭剤とは、

 

  • バイオ系の消臭スプレー
  • 次亜塩素酸水の消臭スプレー
  • 臭いを吸収するタイプの置き型「消臭剤」

猫ちゃんにおすすめの安全な消臭剤スプレーは、「バイオ系」と「次亜塩素酸水系」です。

バイオ系の消臭スプレー

バイオ系の消臭剤は微生物の力で、臭いを分解していくという商品です。

使われている微生物は人間や動物には無害であり、マウス実験でも体重や体調などに変化がなかったことが確認されています。

ただし他の除菌剤などと一緒に使ってしまうと微生物が死滅してしまいますし、使用期間が1週間と短いものもあります。

次亜塩素酸水の消臭スプレー

次亜塩素酸水系の消臭剤は、ノロウイルスですら殺菌するくらい消毒作用が強いです。

安全性も高く、食品安全委員会にも安全だと認められています。

そのため医療機関や公共機関、飲食店、保育園、ペット業界などから人気が高いです。

こちらは「臭いの元に触れると水となる」ので、安全性が高いのです。

ただし鮮度があるため使用期限が短く、半年経過すると効果が10%以上劣るとされています。

もちろん手元に届いてからではなく「製造されてから」ですから、使いにくいという点もあります。

臭いを吸収するタイプの置き型「消臭剤」

最後に「置き型消臭剤」ですが、こちらは臭い成分を吸収するものを選びましょう。

成分を吸収するため余計なものを部屋にまき散らしませんし、そういった意味で安全性がとても高いです。

スプレータイプは猫ちゃんが直接舐めてしまうこともありますし、成分なんかもチェックして買わないといけません。

ですが吸収タイプの置き型消臭剤は、商品を選びやすくもあるのでおすすめです。

猫には消臭剤が向いている!おすすめの安全な置き型『消臭剤』4選!

猫ちゃんに安全なスプレータイプの消臭剤もありますが、置き型の消臭剤は置くだけなので便利です。

では、おすすめの安全な消臭剤を紹介していきます。

無香空間

臭いをビーズで吸収するタイプの消臭剤です。

普通サイズであれば約1ヶ月半もち、猫ちゃんトイレのアンモニア臭はもちろん、生活臭全般に効果的です。

価格も安く、同系列の消臭剤の中でも消臭効果が高いと有名です。

ペットブライトン

国際特許技術により、悪臭を分解してくれる置き型消臭剤です。

ゲルタイプになっているのでフタを開けておくだけ、1個につき約1ヶ月もつようになっています。

ペット用として販売されている消臭剤なので、糞尿や獣臭、キャッフード臭はもちろん、生活臭にも効果的です。

MosoNaturalBag(モソバッグ)

竹炭で消臭するタイプの置き型消臭剤です。

2年間使用でき、アンモニア臭はもちろん、エアコン臭、部屋干し臭など悪臭を吸収してくれます。

また、アレルゲンの吸収や調湿効果もあります。見た目もオシャレですし、吊り下げることもできるので便利です。

NatureZeo(ネイチャーゼオ)

国産のゼオライトを使っています。

香料や化学物質も使っておらず、袋は麻なので安全性が高いです。

悪臭であるアンモニア臭、エアコン臭、お部屋臭などの臭い吸収はもちろん、カビ防止や調湿効果も。

使用期限は1年で、臭いの気になる所に置いておくだけです。

MEMO

ここで紹介したおすすめの安全な消臭剤は、全て置き型、無香料です。

猫ちゃんのトイレ周りはもちろん、生活臭などにも効果的なのでぜひ使ってみてください。

ただし猫ちゃんによっては消臭剤を興味本位で倒すこともあります。

稀にゲルやビーズを舐めることもあるので、猫ちゃんが触れないようにしておくとより安心です。

まとめ

猫ちゃんがいると、芳香剤や消臭剤に何を選んだらいいのか悩みます。

芳香剤は危険性があるので控えるようにして、バイオ系や次亜塩素酸水系の消臭スプレー、または置き型の消臭剤を使っていくと安心です。

中には芳香消臭剤として両方の効果がある商品もありますが、できれば無香の方が猫ちゃんにとっても安全で安心です。

ここで紹介したおすすめの安全な消臭剤は、消臭効果も高いものばかりなのでぜひ使ってみてくださいね!

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