タマちゃん
うちの子猫が、
カナガンのキャットフードを食べて、下痢になっちゃったんだけど・・・
カナガンが原因なのかなぁ?
カナガンが体に合わない場合もあると思うけど、
そもそも猫は食べ物が変わると「下痢」になる生き物だから、子猫の場合は特に注意が必要だよね。
トラくん
今日のポイント(結論)
スバリ!
猫ちゃんはその性質上、食べ物が変わると「下痢」になる生き物です。
下痢が長い間続くようなら「カナガン」が原因かもしれませんが、
ただただ、猫ちゃんの性質上の問題かもしれません!
さらに、
子猫にカリカリのドライフードを与える場合は、与え方に工夫が必要です。
グルテンフリーの大人気キャットフード『カナガン』ですが、
『カナガン』に変えてから、
「猫ちゃんが下痢をするようになった!」と心配している人もいるのではないでしょうか。
「下痢の原因はカナガンなの?」
「それとも他に原因があるの?」
などなど。
そこで今回は、
子猫がカナガンを食べて「下痢になる原因」と、その対策方法として「食べさせる量」と「正しい与え方」についてお話したいと思います。
子猫がカナガンを食べて「下痢になる原因」
では、早速!
子猫が『カナガン』を食べて下痢になった理由として、考えられる原因は主に4つ!
考えられる原因
- 【原因①】猫は食べ物が変わると「下痢」になる生き物
- 【原因②】子猫にカリカリのドライフードをあげる時期が早い
- 【原因③】食べる量が多すぎて「下痢」になった
- 【原因④】そもそも、体に合わない
この4つの原因が考えられます。
それぞれを詳しくお話すると、
【原因①】猫は食べ物が変わると「下痢」になる生き物
そもそもですが、猫は食べ物が変わると「下痢」になる生き物です。
キャットフードを『カナガン』に変えたら、
猫が「下痢になった!」なんて場合もあるかもしれませんが安心してください。
食べ物を変えると「下痢になる」ことは猫にはよくあることなので、元気なら特に問題はありません。
猫ちゃんは食べ物が変わると、腸内細菌の種類が変化しリセットしようとするため、
「下痢」になる可能性が高い動物です。
これは、体内環境一定に保とうとする働きがあるためで、変化が起こると元に戻そうとするからです。
つまり、
猫ちゃんが食べ物が変わって「下痢になる」のは、そういう体質!ということです。
元気なら特に問題はありません(*^_^*)
【原因②】子猫にカリカリのドライフードをあげる時期が早い
そもそもですが、
子猫はいつごろから「カリカリのドライフード」が食べられるのかと言うと、
「生後5ヶ月」ごとからです。
なぜ「生後5ヶ月ごろ」かと言うと、
猫ちゃんのよっても個人差はありますが、
「生後5ヶ月」程度で「永久歯」が生え揃うからです!
歯が生え揃ったら「硬いもの」を食べてもOKな合図!
逆に言えば、
「永久歯」が完全に生え揃うまでは、離乳食などの「やわらかいモノ」がおすすめです。
猫ちゃんにカリカリのドライフードをあげる時期が早すぎて、消化不良になり下痢になったのかもしれません。
【原因③】食べる量が多すぎて「下痢」になった!
子猫のころは成長期なので、成猫よりもよく食べます!
飼い主さんが子猫にあげる量を考えず、
適量よりも多く与えてしまったことで、猫ちゃんががっついて食べて、食べ過ぎでお腹を壊し「下痢」になったのかもしれません。
また、食べ過ぎで「吐く」場合もあります。
ご飯のあげ過ぎは「肥満の原因」にもなるので、
猫ちゃんの年齢と体重にあった「適切な量」のご飯をあげる必要があります。
【原因④】そもそも、体に合わない!
猫ちゃんにもいろんな種類の猫ちゃんがいますし、体質もさまざまです。
中には体質的に『カナガン』がそもそも合わない!という場合もあります。
人間でも、体質的に合わない食べ物って人それぞれありますよね。
『カナガン』はグルテンフリーのフードですが、
穀物が入っていないからと言って、アレルギーが出ないとは限りません。
穀物以外の食材が原因でアレルギーが出る場合もあります。
下痢になった猫ちゃんに合わない食材が『カナガン』に使われていて、その原材料が原因で下痢になったのかもしれません。
子猫にカナガンを食べさせる時の「正しい与え方」
子猫(生後5ヶ月)から食べさせる工夫
では、生後5ヶ月からのどのように「カナガン」に切り替えていったらいいのか?
その方法をご紹介します。
ポイントは、少しずつ変えていくこと!
ポイントは、少しずつ徐々に「カナガン」に変えていくことです!
急に「カナガン」に変えると、
「何これ!いつもと違う!」とビックリしてしまうので、
少しずつ「慣らしながら変えていく」必要があるわけです!
具体的な「切り替える方法」
では、具体的にはどうするのかと言うと、
この3つのタイプの「フードの割合」を徐々に変えていきます。
- カナガンをふやかしたモノ
- 通常状態のカナガン
- ウェットフード
「カナガンをふやかしたモノ」と「ウェットフード」を合わせたモノから、徐々に「通常状態のカナガン」を増やしていく感じです。
割合のイメージ
通常状態のカナガン | カナガンをふやかしたモノ | ウェットフード |
5% | 50% | 45% |
10% | 50% | 40% |
30% | 40% | 30% |
50% | 30% | 20% |
70% | 30% | 0% |
100% | 0% | 0% |
みたいな感じで少しずつ。
増やしていくスピードは、猫のペースに合わせる!
「カナガン」を増やしていくスピードは、猫ちゃんによってもさまざまなので猫ちゃんの「食べ具合い」を見ながら様子を見てあげてください。
もし「通常状態のカナガン」を多く残すようなら、
ペースを落とした方がいいですし、余裕で食べるようなら「カナガン」の量を増やしてもいいと思います。
それぞれの猫ちゃんのペースの合わしてあげることが一番なので、よーく観察してあげてください。
▼「カリカリのドライフード」をふやかす方法▼
猫の餌!カリカリのドライフードをふやかす一番いい方法と注意点とは!「便」の状態にも要注意!
猫ちゃんは食べ物が変わると「下痢」をする習性があるので、
カリカリに変えていく過程で「下痢」になっても特に問題はありませんが、
あまりに「下痢」がひどいようなら要注意です。
ペースを落として、慣らしてあげる時間をじっくり取ってあげてください。
カナガンを食べさせる量(子猫)
子猫に「カナガン」を食べさせる「量」の目安はこんな感じです。
生後 | 1日分の「量」 |
生後4~6ヶ月 | 55~75g |
生後6~12ヶ月 | 75g~ |