タマちゃん
トラくん
今日のポイント(結論)実際に『わが子(猫)が尿路結石だった 』私の経験からお伝えすると、
スバリ!
- 『ねこはぐ』のマグネシウム量は「0.13%」
- 今、尿路結石中の猫には不向きですが、健康なネコちゃんにはおすすめ。
- 尿路結石の予防には、キャットフードの成分量よりも「水」の摂取が大事です!
今日は、 わが子(猫)を尿路結石にさせたくない人のために、
『ねこはぐ』は食べさせても大丈夫なのか。尿路結石の予防で大事なことって何なのか。についてお話したいと思います。
『ねこはぐ』のミネラル量(マグネシウムなど)と栄養基準
まずは、『ねこはぐ』のミネラル量(マグネシウムなど)から。
マグネシウムなどの「ミネラル成分」の量については、
公式サイトやパッケージなど、どこにも記載がなかったので、
『ねこはぐ』の会社に問い合わせしてみたところ、
スバリ!
『ねこはぐ』のミネラル量はこんな感じ!
『ねこはぐ』のミネラル(マグネシウムなど)の成分量
ミネラル成分 | ねこはぐ |
マグネシウム | 0.14% |
カルシウム | 1.34% |
リン | 1.03% |
ナトリウム | 0.33% |
カリウム | 0.84% |
タウリン | 0.17% |
尿路結石になる原因には、「マグネシウム」だけじゃなく、
「カルシウム」や「リン」などのミネラル成分も関係するので一緒に調べてみました
タマちゃん
そこで、「ミネラル成分の量は、どの程度だったら問題ないのか。」その基準についても調べてみました。
ミネラル(マグネシウムなど)の栄養基準
AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準値
ミネラル成分 | 成長期・繁殖期 | 成猫期・維持期 |
マグネシウム | 0.08%以上 | 0.04%以上 |
カルシウム | 1.0%以上 | 0.6%以上 |
リン | 0.8%以上 | 0.5%以上 |
「日本のペットフード協会」の規制もこの AAFCO(米国飼料検査官協会)を参考にしているようです。
参考 「日本ペットフード協会」の規制について一般社団法人ペットフード協会【比較】「ねこはぐ」と「ペットフードの栄養基準」
「ねこはぐの成分量」と「ペットフードの栄養基準」を比べてみるとこんな感じ。
ミネラル成分 | ねこはぐ | 「AAFCO」の基準(最小値 ) | |
全年代対応 | 成長期・繁殖期 | 成猫期・維持期 | |
マグネシウム | 0.14% | 0.08%以上 | 0.04%以上 |
カルシウム | 1.34% | 1.0%以上 | 0.6%以上 |
リン | 1.03% | 0.8%以上 | 0.5%以上 |
「AAFCO」の栄養基準は【最小値】なので、
それと比べると、
『ねこはぐ』の成分量は、基準をクリアしていることになります。
タマちゃん
トラくん
『ねこはぐ』は、尿路結石になりにくいキャットフード!?
「ねこはぐ」に含まれるミネラル分(マグネシウムなど)の量が、「ペットフードの栄養基準」よりも多いので、
一見、良くないように思いがちですが、単純にそういうわけではありません!!
ミネラル分(マグネシウムなど)の基準は、厳密にはわかっていない!
「AAFCO」の栄養基準は【最小値】なので、
「最低これ以上は取ってくださいね。」という数値だけであって、逆の【最大値】は決まっていないわけです。
つまり、
「これ以上取ったらダメですよ!病気になりますよ!」という数値は、わかっていないわけです。
タマちゃん
トラくん
『ねこはぐ』は、健康な猫ちゃんなら問題なし!
『ねこはぐ』のミネラル量(マグネシウムなど)は、
「基準の最小値」よりも多いだけで、けっして多いわけではありません!!
それどころか、バランスよく栄養が取れるように作られています。
その証拠に、
ペットフード公正取引協議会の定める分析試験でも、
『総合栄養食の基準』を満たしていることが証明されています。
▼「公式サイト」にもこんな表記が!▼
つまり、
『ねこはぐ』は尿路結石になりやすいキャットフードではない!ということです。
さらに、
「塩分」控えめに作られていて、尿路結石になる原因が予防されているので、
『尿路結石になりにくいキャットフード!』と言っても過言ではないかもしれません!
尿路結石になっている猫ちゃんには不向き!
ただ、こんなネコちゃんには不向きです。
- 現在、尿路結石になっている猫ちゃん
- 過去、尿路結石になったことがある猫ちゃん
『ねこはぐ』のミネラル量(マグネシウムなど)は、
多いわけではありませんが、少ないわけでもありません。
健康なネコちゅんには必要なミネラルも、病気の猫ちゃんには害になる恐れがあるので、
上記の猫ちゃんのような場合は、 ミネラル量(マグネシウムなど)を抑える必要があります。
尿路結石の予防は、キャットフードの成分量よりも「水」の摂取量の方が大事!
ミネラルの量は多くても少なくてもダメですが、
少ないからといって「尿路結石」にならないわけではありません。
なぜなら、「体質的なもの」や「ストレス」など、他にも原因はたくさんあるからです。
尿路結石の原因
尿路結石の原因は、主に7つ!
原因
- ミネラル(カルシウム・マグネシウム・リンなど)の取り過ぎ
- 塩分の取り過ぎ
- 水分不足(水をあまり飲んでいない)
- 消化に悪い食べ物を食べている
- ストレル(環境の変化・運動不足など)
- 肥満(食べ過ぎ・運動不足など)
- トイレが出来ない環境(トイレがない・汚いなど)
ミネラルの量が少ないからといって「尿路結石」にならないわけではありませんので、これらの原因にも気をつける必要があります。
人間にも当てはまる原因が多いですよね(*^_^*)
猫ちゃんも人間を同じように生活習慣病には気をつけないといけない!ってことですね。
▼「尿路結石の原因」について詳しくはこちら▼
猫が尿路結石かも!?その症状と原因!予防方法は?自然治癒で治るの?尿路結石の予防には、『水』の摂取が大事!
「尿路結石」の予防には、食べ物に気をつけるなど色々とありますが、
中でも『水の摂取』がとっても大事です。
ネコは元々、水をあまり飲まない生き物なので、
体の中の「尿」の濃度が濃くなりやすく、「石」が出来やすい体質です。
そんな体質の上に、
「運動不足」や「食べ過ぎ」などの原因が上乗せされるわけですから、
そら「尿路結石」になりますよね!
そこで、予防になるのが『水の摂取』!
『水』をしっかり取らしてあげれば、
「尿」の濃度が濃くなりにくくなり、さらに肥満予防にもなります。
つまり、
『水』をしっかり摂取させるだけで、「尿路結石」の予防になるわけです。
水を飲ませる方法
とは言え、ネコは水をあまり飲まない生き物です。
無理やり水を飲ませるわけにもいかないので、どうすればいいのか?
水を飲ませる方法
- 水をいつでも飲める状態にしておく。
- ウェットフードも定期的に与える。
ウェットフードには、ドライフードに比べて「水分量」が多く含まれているので、定期的に与えることがおすすめです。
ウエットフードなら水分が自然に摂取できるので、飼い主にもネコちゃんにも優しい方法ですよね。
その他の予防方法
その他の「尿路結石」の予防についてまとめると、
- 人間の食べ物をあげない(人間の食べ物は塩分が強い)
- 消化しにくい食べ物をあげない(穀物など)
- 環境を変化させない(引っ越しなどストレスになること)
- しっかり運動させる。
- キャットフードを置きっぱなしにしない(食べ過ぎ防止)
- 朝と夜。2回に分けてご飯を与える。
- トイレをいつもキレイにする。
キャットフードの成分も大事ですが、
ぜひ、これらのことにも気をつけてあげてください (*^_^*)
尿路結石になりやすいネコとは。
参考までに。こんなネコちゃんが「尿路結石」になりやすいので注意してください。
- オス猫
- 3~5歳
- 毛の長い猫
- 肥満
- 体質
- 遺伝
まとめ
- 『ねこはぐ』のマグネシウム量は「0.13%」
- 『ねこはぐ』のミネラル量は多くなく、バランスよく栄養が取れるように作られている。
- 『ねこはぐ』は「塩分」控えめに作られていて、尿路結石になりにくいキャットフード。
- 『ねこはぐ』は、尿路結石になっている猫には不向き。
- 尿路結石の原因は、ミネラル量だけじゃなく、他にも原因はたくさんある。
- 尿路結石の予防には、「水」の摂取がとっても大事!
『ねこはぐ』は、「尿路結石になっているネコちゃん」や「なったことがあるネコちゃん」には不向きですが、
健康なネコちゃんにはおすすめのキャットフードです。
『ねこはぐ』なら、ネコちゃんを健康に保てるすべての要素が詰まっているので、気になるならぜひ一度試してみてください。
1回で解約してもOKなので、もし猫ちゃんに合わなかっても安心です(*^_^*)
『ねこはぐ』は、こんな人におすすめ!
こんな人におすすめ!
- 1個だけ試してみたい人
- すぐに解約しても大丈夫なキャットフードがいい人
- 国産食材でできた安全なキャットフードがいい人
- 無添加のキャットフードがいい人
- ノンオイルコーティングのキャットフードがいい人
- 食いつきのいいキャットフードがいい人
- 栄養バランスがいいキャットフードがいい人
- 塩分控えめなキャットフードがいい人
- わが子(猫)の健康が気になる人
- 値段よりも品質を求める人
とりあえず1個だけ試してみてはどうでしょうか。