タマちゃん
『ピュリナワン』って、値段も手頃だし毛玉や尿pHにも配慮されてて良さそうなんだけど、本当に安全なキャットフードなのかなぁ~?
商品の「成分表」を見ただけじゃよくわからなくて~。
実は「危険な添加物」や「良くない原材料」が使われてるから安かったりしないかなぁ~?
確かに商品の「成分表」や「原材料」を見ただけじゃよくわからないもんね。
トラくん
手頃な値段で買えると、大人気の『ピュリナワン』ですが、
「本当に安全なキャットフードなのかなぁ?」
「安いキャットフードには良くないモノが入ってるって言うし~。」
「実は、良くない原材料や添加物が使われてたりしない?」
などなど。
『ピュリナワン』は、本当に安全なキャットフードなのか?心配な人も多いのではないでしょうか。
商品の「成分表」や「原材料」を見たところで、それが本当に良いのか悪いのかなんて実際よくわからないですもんね(。>д<。)
そこで今回は、
『ピュリナワン』キャットフードの成分と原材料を調べてみて、「良くない食材」「危険な添加物」が使われていることはないのか?本当に安全なキャットフードなのか?を徹底調査してみました。
今回調査したのは、【ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア】のタイプです。
ぜひ、キャットフード選びの参考にしてください(*^_^*)
『ピュリナワン』キャットフードの「成分」は本当に安全!?
では、早速!
『ピュリナワン』は安全なキャットフードなのか?徹底的に調べてみました。
『ピュリナワン』に入っている「添加物」とは!?
ちなみに、『ピュリナワン』の原材料を確認するとこんな感じ。
ピュリナワンの原材料
ターキー、米、コーングルテンミール、家禽ミール、大豆ミール、とうもろこし、酵母、フィッシュミール、セルロース、油脂類(牛脂、大豆油)、大豆たんぱく、大豆外皮、たんぱく加水分解物、ほうれん草、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、カラメル色素、ピロリン酸ナトリウム、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
この中で、添加物だと思われるのが、
- たんぱく加水分解物
- ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)
- カラメル色素
- ピロリン酸ナトリウム
- ビタミン類(A、D、E、B1、B2、B6、B12、K)
- パントテン酸
- ナイアシン
- 葉酸
- コリン
- ビオチン
- タウリン
- ミックストコフェロール
おそらく、これらの成分は「添加物」です。
タマちゃん
トラくん
「添加物」=「悪いもの」ではない!
「添加物」=「悪いもの」というイメージがありますが、「添加物」のすべて悪いモノというわけではありません。
添加物には「天然の添加物」もありますし、国で認められた「安全な添加物」もあります。
添加物が入っていることを嫌がる人も少なくないと思いますが、
「豆腐」や「こんにゃく」など、そもそも添加物を加えないと凝固しない食品もあり、「添加物がないと製造できない食品」が多いことも事実です。
おそらく、今私たちが食べている「ほとんどのモノに添加物が入っている!」と言っても過言ではないくらい、添加物は一般的なモノで、
私たちが普段食べている加工食品のほとんどに添加物は入っていますし、コンビニに置いてある商品なんて「添加物入り」ばっかりです。(カップラーメン、お弁当、飲料水、おかし、などなど。)
それに「薬」なんかも「添加物の塊り」です。
おそらく、完全無添加で生活しようと思うと、めちゃめちゃお金をかけて生活するか自給自足するしか方法はないのではないでしょうか。
人間的な暮らしをしていたら添加物なんて当たり前!
「添加物不使用」と言われてい商品でも、何かしらの添加物は確実に入っていますから。
もちろん中には、発がん性が疑われているような「危険な添加物」もありますので、そういう危険な添加物には注意が必要です。
つまり何が言いたいかというと、
「添加物」のすべてが「悪いモノ」というわけではない!ということです。
『ピュリナワン』に入っている「添加物」は安全!?
では、実際『ピュリナワン』に入っている「添加物」はどうなのか?安全なのか?
調べてみた結果がこちらです。
たんぱく加水分解物 | 安全性 | 安全 |
コクやうまみをもたらす目的で加工食品に使われているアミノ酸混合物。「タンパク質」を含んだ原料を、酵素、塩酸もしくは熱水を用いて加水分解したもので、主成分はペプチド、アミノ酸です。 | 役割 | 調味料 |
天然or合成 | 合成 |
カラメル色素 | 安全性 | 安全 |
「天然」又は「人工的」に造られた食品用着色料の一種。主な用途は食品の着色で、香りや苦み、コクをもたらす役割もある。 | 役割 | 着色料 |
天然or合成 | 不明 |
ミネラル類 | 安全性 | 安全 |
「カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン」これらは体に必要な必須ミネラルです。 | 役割 | 栄養強化 |
天然or合成 | 合成 |
ピロリン酸ナトリウム | 安全性 | おそらく安全 |
主に変色を防ぐために用いられる成分。 | 役割 | 変色防止 |
天然or合成 | 合成 |
パントテン酸 | 安全性 | 安全 |
ビタミンB群の一種であるパントテン酸とカルシウムが結合した成分。栄養強化剤として食品へ添加されていることが多い栄養素で、サプリメントや健康食品などに多く使われており、栄養ドリンクではデカビタCシリーズ、医薬品ではハイチオールCに多く含まれている成分です。 | 役割 | 栄養強化 |
天然or合成 | 合成 |
ナイアシン | 安全性 | 安全 |
水溶性ビタミンB群の一つで、ニコチン酸とニコチン酸アミドの総称。「ビタミンB3 」ともいう栄養素のひとつ。循環系、消化系、神経系の働きを促進するなどの働きがある。 | 役割 | 栄養強化 |
天然or合成 | 不明 |
葉酸 | 安全性 | 安全 |
ビタミンB群の一種。ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれる。栄養素のひとつ。 | 役割 | 栄養強化 |
天然or合成 | 不明 |
コリン | 安全性 | 安全 |
コリンとは、循環器系と脳の機能および細胞膜の構成と補修に不可欠な水溶性の栄養素。 | 役割 | 栄養強化 |
天然or合成 | 不明 |
ビオチン | 安全性 | 安全 |
ビオチンとは、ビタミンB群に分類される水溶性ビタミンの一種で「ビタミンB7」とも呼ばれてる栄養素のひとつ。 | 役割 | 栄養強化 |
天然or合成 | 合成 |
タウリン | 安全性 | 安全 |
猫の「必須栄養素」の一つ。 | 役割 | 栄養強化 |
天然or合成 | 不明 |
ミックストコフェロール | 安全性 | 安全 |
トコフェロールとは、「ビタミンE」のことで、天然と合成のものがあります。 ミックストコフェロールは、d-α、d-β、d-γ、d-δ-トコフェロールの混合製品で、天然型の酸化防止剤として用いられている成分です。 | 役割 | 酸化防止 |
天然or合成 | 合成 |
ビタミンA | ビタミンについては、誰もが知っている栄養成分ですよね。 説明する必要のない安全な成分です。 ちなみに、ビタミン「A」「D」「E」は、猫ちゃんにとって「必須栄養素」です。 また、ビタミンEは「酸化防止剤」の役割としても使用されている成分です。 | 安全 |
ビタミンD | ||
ビタミンE | ||
ビタミンB1 | ||
ビタミンB2 | ||
ビタミンB6 | ||
ビタミンB12 | ||
ビタミンK |
以上、これらが『ピュリナワン』に使用されている添加物の詳細です。
ピュリナワンの添加物は安全!
『ピュリナワン』に入っている添加物を調べてみると、特に「危険な添加物」は入っていないようです。
少し気になったのが、
- たんぱく加水分解物(調味料)
- カラメル色素(着色料)
- ピロリン酸ナトリウム(変色防止)
この3つの添加物ですが、特に危険があるわけではなさそうです。
その他の添加物も、「ビタミン類」などの栄養素なので特に問題はなさそうです。
『ピュリナワン』キャットフードの「原材料」は本当に安全!?
タマちゃん
じゃ~「原材料」の方はどうなの? 安全なモノなの?
トラくん
良くない食材とは。
ところで、キャットフードに入っていると「良くないモノ」ってどんな食材なのでしょうか。
「良くない食材」として代表的な物がこちらです。
良くないモノ | |
〇〇ミール | 人間が食べられ部位や粗悪なお肉をミンチ状にしたもの |
副産物 | 内蔵・目・骨・脂肪など、本来捨ててしまうところの集まり。 |
ビートパルプ | 甜菜(砂糖大根、シュガービート)から砂糖を作るときにできる副産物 |
危険な防腐剤 | BHA、BHT、エトキシキンなど。(発がん性の可能性) |
大量の穀物 | 小麦・大麦・米・玄米・とうもろこし、などが大量に使われている場合 |
人工香料 | 食いつきを良くするための美味しそうな「香り」 |
実際『ピュリナワン』には「良くない食材」が使われている!?
ピュリナワンの原材料
ターキー、米、コーングルテンミール、家禽ミール、大豆ミール、とうもろこし、酵母、フィッシュミール、セルロース、油脂類(牛脂、大豆油)、大豆たんぱく、大豆外皮、たんぱく加水分解物、ほうれん草、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、カラメル色素、ピロリン酸ナトリウム、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
ピュリナワンには、「〇〇ミール」が多く使われていることがわかります。
「家禽ミール」「フィッシュミール」など、『〇〇ミール』に注意!
「ミール」と聞いても「ピン」ときませんよね。「具体的に何なの?」という感じだと思います。
スバリ!
「ミール」とは、「お肉をミンチ状」にしたモノです。
「ミール」にも様々なミールがあり、
「家禽ミール」「チキンミール」「ミートミール」「サーモンミール」などなど。
『ピュリナワン』に使われているミールは、「家禽ミール」と「フィッシュミール」です。
※「家禽(かきん)」とは、食用の「鶏」や「アヒル」などのこと。
キャットフードの原材料でこのような表記を見た人も多いのではないでしょうか?
特に安いキャットフードには、「〇〇ミール」ような表記をよく見かけますよね。
タマちゃん
トラくん
「〇〇ミール」は、どんなお肉が使われているのかわからない!
そう!「〇〇ミール」に使われているお肉って、
実は「具体的にどんなお肉が使われているのか」よくわからないのです。
これって結構な問題ですよね!!
「ミール」は、人間が「食べない部位」や人間が食べられないような「粗悪なお肉」など、いろんなモノが一緒になってミンチ状にされていると言われています。
例えば
- 「家禽ミール」だと、鶏のトサカ、爪、腐ったお肉、など。
- 人間が食べられないような「粗悪なお肉」とは、「病気で死んだ鶏のお肉」など。
すべての「ミール」がそうだとは言い切れませんが、「どんなモノが使われているのか」わからないのも事実!
『〇〇ミール』は、
人間じゃ絶対に食べないような「粗悪なお肉」が使われてる可能性が非常に高い原材料ということです。
そんなモノが猫ちゃんの体にイイわけがありませんよね。
ペットフードは人間が食べる物に比べると、
まだまだその基準が低く規制がゆるいこともあり、「粗悪な材料」が使われていることが多いのが現状です。
ですので、猫ちゃんの健康を考えるなら、
どんなお肉が使われているのかわからない『〇〇ミール』には注意が必要なのです。
「コーングルテンミール」「大豆ミール」とは。
「コーングルテンミール」とは、
トウモロコシからデンプンを取り除いた「残りカス」
「大豆ミール」とは、
大豆から油脂分などを搾り取った「残りカス」
つまり、この2つはどちらも「残りカス」で、
この「残りカス」が入っている理由は、原価を抑えるための「カサ増し」目的です。
『ピュリナワン』の値段が安い理由とは。
感がいい人なら、もうお気づきかと思いますが、
『ピュリナワン』の値段が安い理由は、
- 具体的にどんなお肉かわからない「ミール」が使用されている
- カサ増し目的の「食材」が使用されている
この2つの理由が、主に考えられます。
これら決して猫ちゃんの体にいいとは言えないような食材が『ピュリナワン』には使われているので、
食材の原価を抑えることができ、値段の安さを実現しているのではないでしょうか。